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欧州情勢・西洋事情
3199
:
チバQ
:2019/07/20(土) 00:56:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190719-00000000-maiall-int
<欧州ニュースアラカルト>難産だったEUトップ人事 マクロン大統領が「キングメーカー」となるまで
7/19(金) 16:37配信 毎日新聞
<欧州ニュースアラカルト>難産だったEUトップ人事 マクロン大統領が「キングメーカー」となるまで
欧州議会で僅差で承認され、ほっとした表情を浮かべるフォンデアライエン氏=仏ストラスブールで16日、AP
欧州連合(EU)に初の女性欧州委員長が誕生することになった。欧州議会は16日、秋に交代するユンケル欧州委員長の後任に、ドイツ前国防相のフォンデアライエン氏をあてる人事を承認した。しかし、議会の3分の2を占める親EU派は割れ、必要な半数をわずか9票上回る僅差での選出だった。EUトップ人事はなぜこじれたのか。
◇葬り去られた「筆頭候補制」
「賛成383票、反対327票、棄権22票」。16日午後7時半、仏ストラスブールにある欧州議会で投票結果が発表されると、フォンデアライエン氏は右手を胸にあてて安堵(あんど)の表情を浮かべた。
欧州委員長はEUの法律や予算の提案権限を握る行政執行機関のトップで、EUで最も重要なポストの一つだ。その重責から、歴代の委員長は加盟国の首脳や閣僚を務めた経験豊富な政治家が務めてきた。5年に1度の欧州議会選の結果をふまえてEU首脳会議が選んだ候補を、欧州議会が多数決で選出する。
今年5月に行われた欧州議会選挙で、主要会派はそれぞれ欧州委員長に推薦する「筆頭候補」を指名して戦った。欧州議会では主張の近い加盟国の政党同士が国の壁を超えて会派を構成する。筆頭候補たちは「自分が欧州委員長になったならば……」とアピールして欧州各国を飛び回った。筆頭候補を集めた大規模な討論会も何度か実施され、EUの将来像や優先課題について激論を交わした。
ところが、フォンデアライエン氏はどの会派の筆頭候補でもなかった。議会の承認が危ぶまれた理由の一つはこの点にある。筆頭候補を立てたキャンペーンが無駄になったのだから、「議会軽視」との批判を招くのは当然のことだった。
一方で、筆頭候補制が茶番に終わる可能性は早くから想定されていた。フランスのマクロン大統領による強い反対があったためだ。今回の選挙では中道右派・中道左派の2大会派体制が崩れ、過半数には少なくとも三つの会派の協力が必要になった。マクロン氏は自身が率いる新党が加わるリベラル勢力が第3会派となったことで、人事のキャスチングボートを握っていた。
◇独仏の対立と「すしディール」
欧州議会選後に本格化した委員長選びは当初、ドイツとフランスの対立が表面化した。
選挙では、中道右派の欧州人民党(EPP)が議席を大きく減らしつつも最大会派にとどまった。EPPの筆頭候補はドイツ出身のウェーバー欧州議員(46)。メルケル政権を支える保守系与党・キリスト教社会同盟に属し、04年から欧州議員を務める中堅の政治家だ。利害関係が複雑な欧州議会内部での調整能力が評価され、メルケル氏らの支援を受けてEPPの筆頭候補に選ばれた。
しかし、ウェーバー氏には「経験不足」という決定的な弱点があった。キャリアの大半を欧州議会で過ごしたゆえに自国で閣僚を務めたことがなく、選挙直前の世論調査ではドイツ国内ですらその存在を知られていないことが露呈した。英国が抜けた後のEUを束ね、米露中など大国と向き合うEUトップとして不安視する声は身内からも漏れていた。
6月20日午後。ブリュッセルに集まった28加盟国の首脳は、翌日未明まで人事を巡る協議を続けたが、ウェーバー氏の委員長指名に必要な支持は得られなかった。メルケル氏はウェーバー氏の擁護を続ける中、マクロン氏は「経験」と「信頼性」に劣るとして反対を貫いた。
対立する独仏は、翌週に大阪で開催された主要20カ国・地域(G20)首脳会議の舞台裏で手を握る。招待国として参加したスペイン、オランダ両首脳と共に、議会第2会派の欧州社会・進歩連盟(S&D、中道左派)の筆頭候補だったティメルマンス欧州委員会第1副委員長(58)を推すことを決めた。ティメルマンス氏はオランダ元外相で、欧州委員会では基本権や規制を担当する副委員長としてユンケル体制を支えてきた。元外交官としてモスクワ駐在経験もあり、ロシア情勢にも通じる。キャリアは申し分ない。議会の政治会派のバランスを保ち、筆頭候補制の体裁を守る次善の策だった。ウェーバー氏は欧州議長で処遇することが検討された。欧州メディアはこれを「すしディール」と呼んだ。
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