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欧州情勢・西洋事情

3198チバQ:2019/07/18(木) 13:14:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190717-00000546-san-int
欧州委員長人事、薄氷の承認 わずか9票差、求心力に影
7/17(水) 17:54配信 産経新聞
 【ベルリン=宮下日出男】欧州連合(EU)欧州議会で次期欧州委員長にドイツのフォンデアライエン国防相が16日承認され、EUは秋の新体制移行を本格化させる。ただ、必要票を9票上回ったのみの薄氷の承認は新委員長の組織運営に対する求心力に影も落としており、巨大機構をまとめ上げる手腕が問われる。

 16日夕、欧州議会で承認の結果が発表されると、フォンデアライエン氏は胸に手をあて大きな安堵を見せた。見通せなかった承認の可否に対する不安感の大きさをうかがわせた。

 同氏を指名した加盟国首脳からは祝意が相次いだ。出身国ドイツのメルケル首相は約50年ぶりの自国出身の欧州委員長誕生に「協力するのが楽しみ」と表明。独メディアによると、国防相の後任に自身の保守系与党のクランプカレンバウアー党首の起用も決めた。

 だが、手放しで喜べる結果ではない。賛成票は383票で5年前のユンケル現欧州委員長の422票と比べ大幅に減少。賛成に回ったEU懐疑派政党は「われわれの票なしで承認はできなかった」(ポーランド出身議員)とし、僅差の承認は「(委員長の)正当性に疑問を生む」(欧州メディア)との見方も上がる。

 今回の人選がこじれた背景にあるのは加盟国でつくるEU首脳会議と、直接民意を反映する唯一の機関として影響力を増す欧州議会の主導権争いだ。5月の議会選で2大会派は後退したが、親EU派は議席の約3分の2を確保。そのため親EU各会派が擁立した候補から指名しなかった不満が最後までくすぶった。

 かつて追認機関でしかなかった欧州議会を軽視したEU運営はもはや立ち行かない。フォンデアライエン氏は議会の立法権限強化など、各会派の意向を踏まえた政策の推進を訴えて理解を得たが、独誌シュピーゲルは「重要なのは何を行うかだ」と指摘。その実行の重要性を唱えた。


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