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欧州情勢・西洋事情

3195 チバQ:2019/07/13(土) 22:05:40
https://digital.asahi.com/sp/articles/ASM757QK8M75UHBI04M.html?rm=594
EUトップ、やっと決まっ…てない? 承認、微妙な情勢

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ブリュッセル=津阪直樹、ベルリン=野島淳

欧州連合(EU)加盟国の首脳が推す行政トップ・欧州委員長の次期候補、ドイツの国防相・フォンデアライエン氏の選考過程をめぐり、欧州議会から不満が噴出している。首脳の意見が対立し、駆け引きと妥協の末の合意となった一方、議会各会派の意向が顧みられなかった。議会は16日にも同氏の承認について採決するが、賛否は伯仲している模様だ。
 フォンデアライエン氏は7人の子どもを持つ元医師で、2005年のメルケル第1次政権から続けて閣僚を務める。女性が欧州委員長になれば、初めてだ。
 同氏はEU首脳会議で指名された翌日の3日、仏ストラスブールの欧州議会に飛び、最大会派の中道右派「欧州人民党」(EPP)の会合であいさつ。記者団に「欧州議会は欧州の民主主義の中心。向こう2週間、各会派と集中的に対話をしたい」と語った。
 欧州委員長の候補はEU首脳会議が決めるが、欧州議会(定数751)で、欠員を除く過半数の375の賛成が必要だ。
 同氏の所属政党が参加するEPP(182議席)と、同氏を推したフランスのマクロン大統領が属する自由主義会派(108議席)だけでは足りず、第2会派の社会民主進歩同盟(S&D、154議席)や緑の党(74議席)の賛成が必要になる。
 だが両会派はフォンデアライエン氏について「突然、候補として現れた」と当惑を示す。それぞれ5月の欧州議会選で、欧州委員長に別の候補を立てていた。
 ��EU首脳会議も当初、選挙結果を尊重し、EPPやS&Dの筆頭候補を委員長にと議論したが、総意とならなかった経緯がある。
 ドイツ前法相の欧州議員(S&D)のバーリー氏は独公共放送に「欧州議会選前に市民に約束したことと違う」と述べるなどドイツ選出のS&D全16議員が反対に回る方針。オランダやフランス、オーストリアなどのS&D議員も同調するとの見方が欧州メディアでは出ている。
 緑の党の党幹部は3日、議会を訪れたフォンデアライエン氏との面会を見送り、承認の条件として、重視する環境政策をのむよう求めている。
 議会承認が得られなければEU首脳会議で再び候補を選び直す必要があり、EUの意思決定の迷走ぶりを改めて印象づけることになる。(ブリュッセル=津阪直樹、ベルリン=野島淳)


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