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欧州情勢・西洋事情

3129チバQ:2019/05/29(水) 17:08:22
https://digital.asahi.com/articles/ASM5Y2J5XM5YUHBI00G.html?rm=662
新EU首脳人事、加盟国間で意見に隔たり 難航は必至
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ブリュッセル=津阪直樹 2019年5月29日13時35分
 欧州連合(EU)は28日、臨時の首脳会議を開き、今秋任期を迎える欧州委員長の後任について、欧州議会の最大会派「欧州人民党(EPP)」が推す候補を自動的には受け入れないことで一致した。EUの行政トップである委員長人事を巡っては、加盟国の首脳間でも意見に隔たりがあり、調整は難航しそうだ。

 前回2014年の欧州議会選から、議会の各会派は次期欧州委員長の「筆頭候補」を立てて、選挙に臨むことになった。首脳人事に民意がより反映されるようにし、市民の選挙への関心を取り戻そうと導入されたものだ。前回は最大会派の筆頭候補だったユンケル氏をEU首脳会議が欧州委員長の公認候補に選び、欧州議会が多数決で承認した。

 23〜26日にあった今回の欧州議会選では、EPPが最大会派の座を維持した。だが、28日の会議後に記者会見したEU首脳会議のトゥスク常任議長(大統領に相当)は「将来の欧州委員長は、(加盟国首脳で構成する)理事会、欧州議会、双方から支持されなければならない」と指摘。選挙結果を尊重する考えは示したものの、最大会派の考えを、必ずしもそのまま理事会の提案とはしないとの認識を示した。

 また、会議では欧州委員長と同様、今秋に任期が切れるEU首脳会議の常任議長、欧州中央銀行(ECB)総裁、外交安全保障上級代表(外相に相当)の人選も議論。この4ポストを合わせて、候補者の出身の地域や国の規模、政党、男女比のバランスを取ることについて話し合ったという。トゥスク氏は「完璧なバランスは難しいが、最低でも女性を2人選びたい」としている。

 ログイン前の続きEPPの筆頭候補だったドイツ人のウェーバー氏への支持は広がっていない。EPPが議席を大きく減らしたことに加え、ウェーバー氏の低い知名度や経験不足を理由に、フランスのマクロン大統領らから異議が噴出。他の候補として、EU側の代表として英国のEU離脱交渉を担ったEPP所属のフランス人、バルニエ首席交渉官や、欧州議会選で第2会派の「社会民主進歩同盟」(S&D)の筆頭候補でオランダ人のティマーマンス欧州委第1副委員長らの名が上がっている。

 一方、ウェーバー氏の支持を明らかにしているドイツのメルケル首相はこの日の会議後、「我々は選挙で投票した人々への責任がある」と話し、反ウェーバー派を牽制(けんせい)。ウェーバー氏の欧州委員長就任をあきらめていないとみられる。

 トゥスク氏は6月中に四つのポストの候補を決める意向を示しているが、実現できるかは不透明だ。(ブリュッセル=津阪直樹)


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