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欧州情勢・西洋事情

3122チバQ:2019/05/28(火) 18:55:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190528-00000507-san-eurp
EU岐路、統合推進か分断か 親EU派結集迫られる
5/28(火) 0:38配信 産経新聞
EU岐路、統合推進か分断か 親EU派結集迫られる
欧州議会選挙の予想獲得議席
 【ベルリン=宮下日出男】欧州連合(EU)の欧州議会選はEU懐疑派が伸長する一方、EUを伝統的に主導してきた中道右派・左派の2大会派は退潮が鮮明となり、EU運営で他の会派を含めた「親EU派」勢力の結集が不可欠になった。EU統合を推進できるのか、それとも分断を招くのか。EU統合路線は正念場を迎えている。

 「市民の期待に応えられず、国民政党として必要な結果に届かなかった」

 26日、ドイツの保守系与党、キリスト教民主同盟(CDU)のクランプカレンバウアー党首はこう語った。欧州議会選でメルケル連立政権を担う保守系与党陣営、中道左派の社会民主党はともに過去最悪の結果となった。一方、EU懐疑派の右派政党と親EU派の環境政党が躍進した。

 EU全体の結果もこうしたドイツの動向を反映する形となった。中道右派「欧州人民党」と中道左派「社会民主進歩同盟」は議席を大きく減らしたが、リベラル系や環境重視の緑の党の会派が躍進で親EU派全体では踏みとどまり、総議席の約3分の2を確保した。

 EUの最近の世論調査ではEUへの支持が68%と近年最高を記録。難民・移民流入やテロでEUの信頼は一時失墜したが、米中露への対抗などさまざまな課題を抱える中、EUの重要性が改めて認識されていることを示した。投票率上昇は2大勢力への不満はあっても、懐疑派台頭の阻止に向け「サイレント・マジョリティーが動いた」(専門家)結果だ。

 ただ、親EU派が多数派を制したとはいえ、安堵(あんど)はできない。議会勢力が細分化した結果、調整は難しくなった。親EU派が結束できなければ、懐疑派が議会の決定などに影響力を持つこともあり得る。EU牽引(けんいん)役のマクロン仏大統領とメルケル独首相の陣営がともに厳しい結果となった。両首脳の求心力が低下すれば、統合への推進力にも響く。

 東欧ではEU懐疑派の与党が地盤を固めるなど、EUの結束が揺さぶられる状況は続くとみられる。EU内の分断が目立つ中、シンクタンク「欧州外交評議会」が主要14加盟国を対象にした調査では「20年以内にEUは崩壊する」との回答が各国で4割を超え、先行きに悲観的な見方も広がる。


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