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欧州情勢・西洋事情

302チバQ:2015/01/20(火) 00:28:17
http://mainichi.jp/select/news/20150119k0000e030170000c.html
フランス:安全に不安、揺れるユダヤ社会…週刊紙襲撃余波
毎日新聞 2015年01月19日 12時23分(最終更新 01月19日 12時37分)
 【パリ篠田航一】仏週刊紙「シャルリーエブド」襲撃事件に関連し、パリ東部のユダヤ人向けスーパーも襲撃された影響で、ユダヤ系住民の中には身の安全に不安を抱き、フランスからユダヤ人の国イスラエルへの移住を検討する人々も出始めている。一方で住み慣れたフランスに残る決意の人も多く、欧州最大といわれる約60万人のフランスのユダヤ人社会は揺れている。

 パリ中心部マレ地区のロジエ通り。ユダヤ人街として知られ、すりつぶした豆を揚げた団子風料理「ファラフェル」などイスラエルで親しまれている料理を出す飲食店が軒を連ねる。付近にはシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)も点在するが、襲撃事件後は銃を構えた兵士が警戒に当たる。

 「私はフランスを愛している。だが店を売ることができたら、イスラエルに移ろうと思う」。チュニジア出身で、通りの一角でパン屋兼レストランを経営するアンドレ・ジュルノーさん(71)はそう話す。9歳で家族と共にフランスに移住し、母が開いた現在の店を引き継ぎ、数十年がたった。店にはアラブ系の客も来る。従業員にもイスラム教徒がおり、関係は良好だ。「だが最近、強く思う。イスラムは民主主義と相性がよくない宗教だ」

 在仏ユダヤ人は約60万人と欧州最大だ。近年、欧州では極右や反ユダヤ主義勢力が台頭した影響で、フランスから毎年3000人程度だったイスラエル移住者が、昨年は約6600人に倍増した。今回の事件を受け、今年はさらに増えるとの観測もある。事件後の10日、イスラエルのネタニヤフ首相は在欧ユダヤ人に向け、「イスラエルはあなたたちの家だ」と移住歓迎の声明を出した。

 身の危険を感じながら、フランスに残る考えの人も多い。高校生のアーロン・コーエンさん(16)は「不安な気持ちもあるが、僕には学校や友達という大事な存在が今ここにある。フランスでの生活を続けたい」と話した。

 通りには、事件後に営業を一時休止し、シャッターを下ろした土産物店などがある一方、営業を続ける店も多い。「店を閉めるのは、テロに屈することだ」。ある飲食店の男性はそう話すが、「怖い気持ちは消えない。どれだけ兵士が巡回しても、テロは起きる時に起きる」と本音を漏らした。


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