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欧州情勢・西洋事情

3015とはずがたり:2019/03/30(土) 20:14:09
>>3014
離脱派が支持に回るも

離脱派の中でもボリス・ジョンソン前外相、ドミニク・ラーブ前EU離脱相やイアン・ダンカン・スミス議員、さらには離脱を強硬に進めてきた与党・保守党の議員団「欧州調査グループ(ERG)」のジェイコブ・リース=モグ議員も、今回初めて首相の離脱協定に賛成したが、それでも協定承認には至らなかった。

一方、下院は13日に圧倒多数で合意なしブレグジットに反対している。

下院は、政府の離脱協定に代わる議員提出の代替案を「示唆的投票」を通じて模索しており、4月1日にも審議を継続する方針。

こうした情勢で首相は、イギリスとして「前に進むための別の方法」を見つけなくてはならないと述べ、これは「ほぼ確実」に、5月下旬の欧州議会選挙に参加することを意味すると強調した。

首相は、この結果は「すさまじく残念だ」と述べた。

労働党のコービン党首は、「この院は態度を明示した。この協定には変更が必要だ。代替案を見つけなくてはならない。もし首相が自分の辞任が必要だと受け入れられないなら、将来的にいずれではなく今、辞任が必要だと認められないなら、我々はこの国の未来を総選挙で決めなくてはならない」と述べた。

保守党ERGのスティーヴ・ベイカー副代表も、メイ首相はもう辞任すべきだと呼びかけた。

「テリーザ・メイの協定にとって、今回のこれが最後の敗北のはずだ。協定はもう駄目だ。前に進まなくてはならない」、「下院が可決する離脱協定を形にできる、新しい指導者に譲らなくてはならない」とベイカー議員は強調した。

野党・スコットランド国民党(SNP)のニコラ・スタージョン党首(スコットランド自治政府首相)はツイッターで、「首相のまずい合意にとって3度目の敗北だ。協定はもうおしまいだと、首相はもう受け入れなくてはならない。下院は1日に戻り、前進方法を探す。それはまた国民の意見を聞くか、(EU基本条約)第50条の発動を撤回するかの方法になってもらいたいと思うが、SNPは最善の選択を見つけるためにほかの人たちと協力する」と書いた。

経済界は「大打撃」

経済団体は、この結果に「大打撃」を受けているとコメントしている。

英産業連盟(CBI)のジョシュ・ハーディー副事務局長は、「イギリスの評価、住民の仕事や生活がかかっている」と反発した。

英経営者協会のエドウィン・モーガン氏は、経済界はもはや「やる気を少しずつ奪い取る宙ぶらりんな状態」に「げんなり」していると述べた。

英製造業者団体「MakeUK」のスティーヴン・フィプソン氏は、「2年間の交渉と、何カ月にもわたる不安と、何週間にもわたり募るいら立ちと、3度の採決を経て、下院はまたしても離脱協定を承認しなかった。企業は大打撃を受けている」、「合意なし離脱の悪夢がますます現実に近づいてしまった」と批判した。

(英語記事 MPs reject May's EU withdrawal agreement)


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