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欧州情勢・西洋事情

3010チバQ:2019/03/29(金) 14:14:53
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1903290008.html
英首相、離脱協定案3度目採決へ 引き延ばしに奇策
2019/03/29 10:14産経新聞

 【ロンドン=岡部伸】英国のメイ首相は28日、2度否決された欧州連合(EU)離脱合意案のうち、政治宣言を除く離脱協定案のみを29日に下院で採決することを決め、バーカウ議長は投票実施を受け入れた。メイ氏は、下院可決を条件に辞任する意向を表明し、捨て身で局面打開に乗り出したものの、承認のメドが立たないため、主要部分のみの採決の“奇策”で、5月22日までの離脱引き延ばしに全力を挙げる。最大野党、労働党や閣外協力する民主統一党(DUP)は反対姿勢を崩さず、採決の行方は依然、見通せない。

 離脱合意案は1月15日と3月12日に2度、大差で否決された。下院議長が前回と同じ内容の採決を認めないため、29日の採決では合意案のうち英国とEUの将来関係を定めた政治宣言を切り離し、離脱条件を定めた離脱協定案のみを採決する。EUとの取り決めにより、可決されれば5月22日までの離脱延期が認められる。

 ただし離脱合意案の批准は離脱協定案と政治宣言の双方の承認が要件となっており、可決されても離脱の要件は満たさず、5月22日の離脱期日までに、残りの政治宣言も別途採決する必要がある。協定案が否決された場合、英国は4月12日までに今後の方針を示すようEUから求められているが、現実的な代替策はなく、「合意なき離脱」や離脱の長期延期の可能性は残る。本来の離脱日だった29日を過ぎても混乱は続きそうだ。

https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1903280033.html
メイ首相辞任カード、離脱強硬派に軟化の兆し 
2019/03/28 20:54産経新聞

 【ロンドン=岡部伸】メイ英首相は自ら退路を断つことで、首相就任以来取り組んできた離脱実現に道筋をつけるというカードを切った。与党内の離脱強硬派にも軟化の兆しがみられ、メイ氏はこの機を捉えて勝負に出た形だが、閣外協力する地域政党が反対姿勢を崩していないなど、離脱協定案の議会承認という難関を乗り越えられるか依然として予断を許さない。

 「国のために、意図していた時期よりも早く辞める準備がある」。メイ氏は27日の演説で、離脱協定案が議会で可決されれば辞任するとの意向を示した。メイ氏は昨年12月、2022年までに行われる次期総選挙前に辞任すると述べていたが、それを大幅に前倒しすることと引き換えに議会通過を目指す考えだ。

 メイ氏は16年7月、国民投票でEU残留を目指しながら敗れたキャメロン前首相の後任として就任した。自身は「残留派」だったが国民投票の結果を重視し、EU単一市場や関税同盟と決別する明確な離脱を推進。昨年11月には離脱条件などを定めた離脱協定案でEU側と合意した。

 しかし、英国とアイルランドの国境をめぐる「安全措置」は、EUの政策決定に関与できないままEU規則を求められる余地を残す内容で、与野党が反発。閣僚の相次ぐ辞任など、メイ氏の求心力低下が鮮明となっていた。

 逆風下で3度目の採決をうかがうメイ氏だが、ジョンソン前外相やリースモグ議員といった保守党の離脱強硬派の重鎮に歩み寄りの姿勢がみられる。離脱再延期で残留支持派が離脱阻止に動くことに懸念を抱いているためで、ジョンソン氏は26日に「(メイ首相の案を)再び否決すれば、離脱できなくなる恐れが高まる」との考えを示した。

 だが、27日に行われた離脱協定案の代替案を探る「示唆的投票」では、EUとの関税同盟残留案が賛成264票、反対272票で8票差となるなど親EU派の案に多くの票が集まった。また、閣外協力する北アイルランドの地域政党、民主統一党(DUP)は離脱協定案に反対姿勢を崩しておらず、自らの進退を懸けたメイ氏の一手が功を奏するかは不透明だ。


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