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欧州情勢・西洋事情

2931名無しさん:2019/01/08(火) 23:28:51
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190108-00010006-newsweek-int&pos=2
イギリスのEU離脱の阻止を目指しオランダでアイドルグループが結成された
1/8(火) 19:06配信 ニューズウィーク日本版

──このままEUに残って欲しい、それだけを伝えるために結成されたボーイバンド
■ ユンケル委員長「しっかりしなさい」

2019年は、英国が欧州連合(EU)を離脱する年、ブレグジットの年だ。「Xデー」は今年3月29日の予定だ。とはいえ、EU側となかなか条件が折り合わず、昨年あたりから話がだいぶ混乱気味になってきた。ブレグジットをめぐる指導力を問われたテリーザ・メイ首相の信任投票が行われたり(結局、信任されてメイ首相はことなきを得た)、「ブレグジットを問う国民投票をもう1度実施しよう」という声が上がったり(今後実施される可能性はまだ残っている)。

欧州委員会のユンケル委員長はドイツの日曜紙ヴェルト・アム・ゾンタークとのインタビューで、英国に対してしびれを切らしたかのように、英国民に伝えたい言葉として「しっかりしなさい。君たちが求めているものは何なんだ」と述べている(英エクスプレス紙)。

2016年に行われた国民投票でEUからの離脱が決まって以来、ブレグジットは「英国とEUの離婚」と描写されてきた。単に法的な決めごとのみならず、離れるには感情的な難しさもあるだろうし、比喩としてぴったりだ。

■ 英国への愛を歌うオランダ発のボーイバンド

そんななか、「英国よ、どうか行かないで」とまるで恋人に訴えかけるような切ない気持ちを歌い上げるボーイバンドがお隣の国オランダに登場した。その名も「Breunion Boys」(ブリユニオン・ボーイズ)だ。「英国と連合する」という名前が示すとおり、このままEUに残って欲しい、それだけを伝えるために結成されたグループだ。

ロイター通信によると、バンドを作ったのはアニメーターのユリア・ヴェルドマンさん。英国が国民投票で離脱を決めたと知った時、「泣きじゃくった」という。

そんなユリアさんがなぜ、離脱阻止にボーイバンドという手を使ったのかについては、ユリアさん自身がビデオで説明している。英国の「離脱派」と「残留派」の間には、「テイク・ザットが好き」という共通点があったというのだ。テイク・ザットとは、かつて世界的に大人気を誇った英国のアイドル・グループだ。

そこでユリアさんは、テイク・ザットのようなボーイバンドを作ってこの思いを表現しようと、オーディションをしてメンバーを募ったという。もちろん、オーディションで判断する点は歌と踊りのみならず、「英国とEUの永遠なる友情を信じている」という部分も大切な要素だった。

■ 英国よ「早く心を決めて」とオランダ議員

最終的には、22〜25歳の5人が選ばれた。ユリアさんはブリユニオン・ボーイズについて、ブレグジット阻止に向けた最後の必死の試みだと説明する。そのため、ファースト・シングル「Britain Come Back」(英国よ、どうか戻ってきて)は、英国に対する多くのヨーロッパ人の思いを代弁していると語る。

メンバーのジョシュアさんは、「英国人の多くはEUに対して怒っているし、ヨーロッパ人も去って行く英国に対して怒っている」と話し、「僕らは、その感情への答えなんだ」と説明する。

英国の音楽専門サイトNMEによると、ブリユニオン・ボーイズは自分たちのメッセージを伝えようと、英国のパブを演奏して回るツアーを開始する予定だという。

去年のクリスマスには、オランダの国会議員キーズ・バーホーベン氏が、英国でクリスマス映画として愛されている「ラブ・アクチュアリー」での1コマをパロディにしたビデオを作成。バーホーベン氏が思いをつづった紙を紙芝居方式にしてメイ首相に見せながら、「離脱した後も大好きだから早く心を決めて」と伝えるという内容になっており、ツイッターで拡散された。

ブレグジットの期日まであと2カ月半。まだ何が起こるかは分からないが、どう転んでもオランダはずっと英国の良き友でいてくれそうだ。

松丸さとみ


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