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欧州情勢・西洋事情

2925とはずがたり:2018/12/21(金) 14:30:05
英内閣、合意なしブレグジットの準備を開始 20億ポンド振り向け
https://www.bbc.com/japanese/46616292
2018年12月19日

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Image copyrightEPA
イギリスのテリーザ・メイ内閣は18日、離脱条件で合意せずに欧州連合(EU)から離脱するいわゆる「合意なしブレグジット(イギリスのEU離脱)」に向けた準備を進めることを決定した。

メイ首相は11月にEUと離脱協定を取りまとめたものの、イギリス議会での承認が得られるかどうか不確定な状態が続いている。

内閣は今回、下院議員がいかなる離脱協定も受け入れないまま来年3月29日の離脱期日を迎えた場合に備え、政府機関に合計20億ポンド(約2850億円)の準備予算を計上する。

また、国内企業14万社に合意なしブレグジットに向けて備えるべき点を示した書簡を送るほか、政府機関の支援に向け、軍部が3500人の兵士を手配することが決まった。

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ブレグジットまで100日となり、1月に下院で採決予定の離脱協定に多くの議員が反対する中、この日の閣議は通常より長い2時間半にわたり行われた。

この閣議でメイ内閣は、企業がそれぞれ適切と思われる合意なしブレグジットに向けた緊急時対応計画を実施すべきだという点で一致した。

今週末には、国境で今後必要になる変更点について示した最新の歳入関税資料が企業に送られることになっている。

また消費者に対しては、今夏に発表された合意なしブレグジット対策に慣れておくよう指示が出された。これは航空券の予約からクレジットカード利用までを網羅したものだが、向こう数週間でさらに詳細な内容が示されるという。

財務省によると、準備予算20億ポンドのうち4億8000万ポンドは内務省に割り当てられ、入国管理職員の増員や安全保障の強化に充てられる。

環境・食糧・農村地域省は4億1000万ポンドを受け取り、魚介類や食品、化学製品の貿易が阻害されないよう準備を進める。

歳入関税庁には、関税業務の増加に向けて3000人を増員するほか、国境管理の新技術に投資するため、3億7500万ポンドが振り向けられた。

また、ビジネス・エネルギー・産業戦略省には1億9000万ポンド、国際貿易省には1億2800万ポンドが割り当てられた。

これとは別にギャヴィン・ウィリアムソン国防相は、物資調達員やエンジニア、歩兵隊を含む兵士3500人が、必要に応じて出動の用意をしていると明らかにした。

スティーヴン・バークリーEU離脱担当相は、内閣は「政府の中では合意なしブレグジットへの準備は実務的な優先事項だが、全体としての最優先事項は離脱協定をまとめること」という点で一致したと話した。

また、合意なしブレグジットへの準備は「企業の方がより優先すべき問題」であり、3月29日までの14週間の間に企業向けの案内が「非常に多く」発表されるだろうと述べた。

特に合意なしブレグジットの影響を受ける可能性の高い8万社には、数日内に政府から電子メールが配信されるという。


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