したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

欧州情勢・西洋事情

2914チバQ:2018/12/16(日) 20:41:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181215-00000033-jij-int
ポピュリズム対抗、中道選ぶ=独与党党首にメルケル派〔深層探訪〕
12/15(土) 8:25配信 時事通信
ポピュリズム対抗、中道選ぶ=独与党党首にメルケル派〔深層探訪〕
7日、独ハンブルクで開かれた与党キリスト教民主同盟(CDU)党大会で、党首に選出され、メルケル首相(右)の脇で手を振るクランプカレンバウアー氏(AFP時事)
 7日行われたドイツ中道右派与党キリスト教民主同盟(CDU)党首選は、メルケル首相側近のクランプカレンバウアー幹事長(56)が勝利した。勢力を強めるポピュリズム(大衆迎合主義)への対抗に、保守化でなくメルケル氏の中道穏健路線の継続を選んだ形だ。次期首相の最有力候補になるが、18年間に上るメルケル体制で党内保守派がため込んだ不満は、はけ口を見いだせないままだ。「メルケル後」に向け、党勢回復への期待と、党内分断の不安が交錯している。

独与党の新党首はメルケル派=批判派と僅差、分断懸念も-クランプカレンバウアー氏

 ◇僅差の勝利
 「団結し、ともに歩もう」-。クランプカレンバウアー氏は、党首選を実施した党大会に合わせてメルケル氏が考案したスローガンを強く訴えた。選挙戦では「全党員と協力し、中道を守る」と繰り返し、左右を問わず支持を呼び掛けた。勝利後も、「簡単なことではないが、全派閥に活躍の場が与えられるべきだ」と述べ、党内他派閥への配慮を忘れなかった。

 クランプカレンバウアー氏支持を表明したアルトマイヤー経済相は「(16年首相を務めた)ヘルムート・コール氏やメルケル氏が一時代を築けたのは、中道に重きを置いたからだ」と、安易な右傾化や保守化に警鐘を鳴らした。

 それでも、メルケル氏への批判票を集めた保守系のメルツ元下院院内総務(63)とは決選投票まで進む接戦で、最終的な票差はわずか35票(有効投票数は999票)。ユーロ危機時は財務相としてメルケル氏を支えた重鎮ショイブレ下院議長も選挙直前に「メルツ氏が国家にとって最良だ」と地元紙に語り、議長という立場ながら一方の候補を公然と推し、分断の深さが際だった。

 ◇排外主義政党と対峙
 対話重視のイメージが強いメルケル氏だが、脱原発や難民受け入れといった保守層に受けが悪い政策は、独断で決めてきた。特に難民政策は、排外主義のポピュリズム政党「ドイツのための選択肢」(AfD)に票を流出させたとの不満は保守層で強い。メルツ氏も「AfDの票を半減させる」と強い調子で訴え、支持を集めた。

 AfDは今や国政の最大野党で、全16州議会でも議席を確保。遅くとも2021年に実施される総選挙で、クランプカレンバウアー氏はメルケル氏が任期終盤で失った保守層との結束を取り戻し、AfDと対峙(たいじ)することが求められる。

 ただ、「右でも左でもない」をスローガンに登場した隣国フランスのマクロン大統領は今、抗議デモと支持率低迷に苦しんでいる。メルケル氏も任期終盤には多くの批判を浴びた。さまざまな党員や国民の声を丁寧にすくい上げる中道の貫徹は容易ではない。クランプカレンバウアー新党首の真価は、これから試されることになる。(ハンブルク時事)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板