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欧州情勢・西洋事情

2879チバQ:2018/12/04(火) 15:11:22
■「威厳」ある引退

 「私は威厳を持って職務を担い、威厳を持って去りたい」。引退表明で述べたメルケル氏の言葉は、ぎりぎりまで発表のタイミングをめぐる駆け引きがあったこともうかがわせた。

 権力への執着による求心力低下、選挙敗北、野党の倒閣、スキャンダル…。ドイツでは、メルケル氏の恩師コール氏を含む戦後の歴代首相は決して自主的で“きれいな引退”を演出できなかった。メルケル氏はその轍を踏みたくないとの思いがかねて強かった。

 メルケル氏によると、引退表明の時期は11月初めの党内部会合を考えたが、状況を踏まえて前倒ししたという。時間を置けば、その間に高まる責任論に押されたり、メルツ氏に対決を迫られたりした結果、決断したような印象を与えかねないと考えたとみられる。「そうなれば、自主的な引退ではなくなる」(FAZ)。

 「敵に追われた者にならないため、メルケル氏は動かねばならなかった」(シュピーゲル)。メディアはそんな見方を示した。

 ■キリスト教民主同盟(CDU) 第2次世界大戦後の1945年に結成されたドイツの保守政党。キリスト教精神を基調とし、自由主義市場経済を旗頭とする。大資本から中間層まで、幅広い支持基盤を有する。2015年末現在の党員数は約44万人。南部バイエルン州を基盤とするキリスト教社会同盟(CSU、1945年結成)とは姉妹政党で、統一会派を形成している。


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