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欧州情勢・西洋事情

2848チバQ:2018/11/01(木) 16:11:58
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-181031X198.html
欧州、「自国第一」勢力が台頭=メルケル氏退場で遠心力増大も―独政局
10月31日 14:21時事通信

 【ベルリン時事】ドイツのメルケル首相が、与党党首の辞任と2021年までの今期限りでの政界引退を表明した。欧州の連帯を信条とするメルケル氏の求心力低下と反比例する形で拡大してきたのが、欧州連合(EU)の下での協調より自国の利益を優先する勢力の台頭だ。メルケル氏という重しを失い、欧州の中核ドイツも「自国第一」へ傾斜すれば、欧州の遠心力は一段と強まりかねない。

 「米国が米国第一なら、ドイツはドイツ第一だ」。排外主義政党「ドイツのための選択肢」(AfD)のガウラント党首は昨年、党の方針をこう説明した。同党の政策にはユーロ圏脱退をはじめ、欧州統合に懐疑的な項目がずらりと並ぶ。

 メルケル氏辞意表明のきっかけとなったバイエルン、ヘッセン両州議選では、与党キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の票がAfDへ大量に流出。AfDは全連邦州で議席を獲得するに至った。票を奪い返すには、AfD支持層に響く主張が必要との声も与党内で根強い。

 実際、CDU党首選出馬を決めた有力候補の一人、シュパーン保健相は地元紙への寄稿で、EUの重要性を認めつつ「民主主義の根本は、各国民国家にある」と、EUの権限拡大に否定的な主張を展開している。

 欧州の連帯に背を向ける動きは、欧州中に拡大している。ハンガリーとポーランドは、EUの制止を振り切り、司法の独立を制限する改革を推進。EUの制裁手続きを招いた。欧州大陸では独仏に次ぐ大国のイタリアも、EUの規定に反する歳出拡大型の予算を策定し、公然とEUに反発。欧州統合に逆行するような事態が続く中で、メルケル氏は徐々に表舞台から姿を消していくことになる。


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