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欧州情勢・西洋事情

2804チバQ:2018/10/16(火) 22:05:08
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-181015X228.html
メルケル大連立政権に暗雲=州議選大敗、既存政党が弱体化―ドイツ
10月15日 23:15時事通信

 【ベルリン時事】14日に行われたドイツ南部バイエルン州議会選で、国政与党としてメルケル政権を支える中道右派・キリスト教社会同盟(CSU)と、中道左派・社民党が歴史的大敗を喫した。鮮明になったのは、戦後独政界を牛耳ってきた既存政党の弱体化だ。両党が参加するメルケル首相の大連立政権の求心力低下が一層進み、政権の行方には暗雲が漂っている。

 メルケル氏が党首のキリスト教民主同盟(CDU)の姉妹政党で、同州を地盤とするCSUの得票率は約37%と、68年ぶりの低水準に沈んだ。第1党は維持したものの過半数には遠く及ばなかった。1962年以降、州議会で単独過半数を失ったのは2008年からの1期のみで、CSU所属のゼーダー州首相は「非常に厳しい」結果だと表明した。

 選挙から一夜明けた15日、メルケル氏はベルリンでの産業界との会合で「政治家への信頼が失われた結果」と敗北を率直に認めた。ただ「首相として、信頼回復に努める」と強調し、首相にとどまる意欲を示した。

 一方、前身政党も含め155年の歴史を持ち、幾多の大物政治家を輩出してきた社民党は得票率で第5党に沈んだ。2位の緑の党や、4位の排外政党「ドイツのための選択肢」(AfD)などにも及ばず、社民党のナーレス党首は「(国政の)大連立の先行きは、今後数カ月で決まる」と述べ、現在の枠組みを維持するかを検討する方針を示した。

 大きな争点は難民政策だったが、難民に融和的な緑の党は躍進した。「反難民」のみが得票につながったのではなさそうだ。

 また、3位の「自由な有権者」は全国組織が09年に、4位のAfDは13年にそれぞれ結党された新興政党で、いずれも既存政治と距離を置く。ウェルト紙によると、60歳以上の45%がCSUに投票した一方、59歳以下は31%にとどまり、若年から中堅世代が伝統的政党から離れている傾向がうかがえる。

 28日に行われるヘッセン州議会選でも、CDUの敗戦は濃厚な情勢だ。結果次第では、3月に第4次政権を発足させたばかりのメルケル氏退陣や総選挙を求める圧力が一段と強まる可能性もあり、政権の混迷は続く見通しだ。


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