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欧州情勢・西洋事情
2775
:
チバQ
:2018/09/25(火) 21:44:26
https://www.sankei.com/premium/news/180925/prm1809250002-n1.html
2018.9.25 08:00
【激動ヨーロッパ】
独が狙う欧州委員長の座 EU人事レースで思惑交錯
欧州連合(EU)で首脳が来年、一斉に任期満了を迎えるのを控え、後任をめぐる人事レースが始まった。ドイツは行政執行機関トップにあたる欧州委員長のポストを狙って動き出した。首脳人事は今後のEUの方向性にも影響を及ぼすため、重要だ。EU内の影響力確保を目指す加盟国の利害も絡むだけに、その先行きは混沌(こんとん)としている。
(ベルリン 宮下日出男)
任期満了となるのは欧州委員会を率いるユンケル欧州委員長(2019年10月末)のほか、政治レベルの最高協議機関、EU首脳会議の議長役のトゥスク大統領(同11月末)、19年5月に選挙が行われる欧州議会のタヤーニ議長。これにユーロ圏の金融政策を決める欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁(同10月末)も加わる。
EU外交の「顔」となったモゲリーニ外交安全保障上級代表も欧州委の体制刷新とともに退任の意向を示唆したとされる。人事をめぐる交渉では欧州の南北や東西といった地域や党派間のバランスなどが配慮されるため、各国の駆け引きも複雑だ。
独の“心変わり”
最初に動きを見せたのはドイツ。欧州議会最大会派の中道右派「欧州人民党」代表で、ドイツ出身のマンフレット・ウェーバー議員(46)が5日、「欧州を人々の手に取り戻す」として、議会選に向けた同会派の欧州委員長候補に名乗りを上げた。
欧州委員長人事は、EU首脳会議が議会選の結果を「考慮」して提案した候補を欧州議会に諮(はか)る仕組みで、最大会派の候補となれば有利だ。欧州議会の会派は政策などをともにする各加盟国の政党が集まり、構成されている。ドイツのメルケル首相はすかさず、自身の保守系与党に属するウェーバー氏の立候補を「歓迎する」と表明した。
これまでドイツは自国出身者が就いたことのないECB総裁を目指していたとされる。だが、独メディアによると、メルケル氏は最近、ユーロ圏などのEU改革、通商や移民政策など広範な政策に影響力を持つ欧州委員長の獲得を最優先する方針に転換したという。
幾重ものハードル
ただ、ドイツ出身の欧州委員長の誕生にはいくつもハードルがある。人民党は11月に委員長候補を決めるが、英国のEU離脱交渉を担うフランス出身のバルニエ首席交渉官(67)、フィンランドのストゥブ元首相(50)らの名前も取り沙汰される。影響力を持つメルケル氏の後押しは大きな支えとはいえ、ウェーバー氏はまずここを制しなければならない。
人民党の委員長候補の座を射止めても、まだ油断は禁物だ。
前回14年の欧州議会選では、人民党と第2会派の中道左派「社会民主進歩同盟」で過半数の議席を占めたため、欧州委員長を人民党のユンケル氏が、議長を進歩同盟が占める“取引”が成立した。だが、次回は反移民などを掲げる極右などEU懐疑派勢力も躍進し、2大会派の過半数獲得は困難視もされる。その場合、ウェーバー氏が選ばれるかは不透明となる。
EU両輪の仏は?
ドイツとEUの両輪をなすフランスのマクロン大統領は、欧州委員長の人選は必ずしも議会選の結果に縛られないとし、EU首脳会議の裁量を重視する立場。昨年の仏大統領選で独自に立ち上げた政党「共和国前進」は欧州議会に確固とした基盤がないため、人選への影響力を確保したいとの思惑も垣間見える。
ドイツが欧州委員長ポストを得れば、1967年以来となる。
一方で、近年はEU内でドイツの存在感が突出。トランプ米大統領は「EUはドイツの道具」になっていると批判した。大きな権限を持つEUの“顔”の一つを握れば、そうした印象をいっそう強めることにもなりかねない。
トランプ米政権による一国主義的な動きや中国とロシアの台頭を受け、ルールに基づく多国間主義の国際秩序維持を目指すEUでは近年、日本を重視する姿勢が高まり、日本にとっても重要なパートナーだ。その主要人事の行方は日本にも人ごとではない。
欧州委員長 「EUの政府、内閣」にあたる欧州委員会のトップ。欧州委は各加盟国から選ばれた欧州委員で構成され、EUの主要機関で唯一、法案の策定・提案権限を持つほか、加盟国を監督し、必要ならEU司法裁判所に提訴する。欧州委員長の人選では、EU首脳会議が欧州議会選挙の結果を「考慮」し、欧州議会との協議を経て委員長候補を提案。欧州議会が多数決で選出する。
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