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欧州情勢・西洋事情

2673チバQ:2018/06/17(日) 20:45:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180616-00000064-mai-int
<ドイツ>難民巡り与党亀裂 強硬派内相、首相に異論
6/16(土) 20:17配信 毎日新聞
<ドイツ>難民巡り与党亀裂 強硬派内相、首相に異論
メルケル政権内での難民政策を巡る対立の構図
 【ベルリン中西啓介】ドイツのメルケル首相を支える保守系国政会派内で、難民政策を巡る対立が激化している。一部の難民申請希望者を入国拒否する規則の導入を目指すゼーホーファー内相に、メルケル氏が反対。ゼーホーファー氏はメルケル氏が率いる政党との統一会派解消も辞さない強硬姿勢を取っており、政権を大きく揺るがしている。

 独国政では現在、メルケル氏の第1党・キリスト教民主同盟(CDU)とゼーホーファー氏が党首の南部バイエルン州の地域政党・キリスト教社会同盟(CSU)が最大会派を構成し、中道左派の第2党・社会民主党と大連立を組む。10月に同州での州議会選を控えるCSUは、昨年9月の総選挙で野党第1党となった反移民を掲げる右派政党「ドイツのための選択肢」(AfD)に対抗するため、強硬な難民・移民抑制策を訴える。

 欧州連合(EU)の規則では、難民は最初に到着した国で保護申請することを義務付けている。しかし多数の難民が押し寄せた2015年の欧州難民危機の際、メルケル氏はハンガリーなどで足止めされた難民を受け入れ、規則が空文化した。ゼーホーファー氏は難民政策に関する内務省の新たな「マスタープラン」で、既に他のEU加盟国で難民申請登録された人についてはドイツへの入国を拒否する規則の導入を目指す。だが、EUによる統一的な難民対策を目指すメルケル氏はドイツ単独での抑制策に反対。14日には、CDUとCSUが個別に会合を開いて対応を協議するなど対立が鮮明化した。

 メルケル氏は公共放送ARDで「欧州の(難民)政策だけが真の政策だ」と述べ、28日から開かれるEU首脳会議で、EUレベルでの対策合意を目指す考えを強調した。DPA通信によると、ゼーホーファー氏は他国で登録済みの難民の入国を即座に禁止する一方、EU首脳会議で対策が決まれば、禁止措置を解除する妥協案などを提示したが、メルケル氏はこれを拒否した。

 ドイツに流入する難民の数は激減しており、対策は実効性より政治的アピールの意味合いが強い。ゼーホーファー氏は内相権限での規則導入も主張し政権に揺さぶりをかける。2党は戦後初の西独連邦議会(下院)選が行われた1949年から実質的に統一会派として活動してきた。

 支持率が低迷する社民党はCSUの政権離脱による倒閣は回避したい。だが、難民政策の厳格化を容認するベテラン党員と寛容な政策を求める若手の間に対立がくすぶり、傍観姿勢にとどまる。CDUには、同党出身でCSUにも信頼が厚いショイブレ連邦議会議長による仲介を求める声が高まっている。


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