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欧州情勢・西洋事情

2525チバQ:2018/02/25(日) 15:14:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180225-00000010-san-eurp
伊、政界追放の元首相「復権」も 来月4日総選挙はバラマキ戦
2/25(日) 7:55配信 産経新聞
 ■連立交渉のキングメーカーに

 イタリア総選挙は3月4日の投票まで1週間となり、中道右派連合、ポピュリズム(大衆迎合主義)政党「五つ星運動」、中道左派の与党・民主党が三つどもえの戦いを続けている。実現性の乏しい減税、バラマキ公約が飛び交う中、汚職で政界を追放されたベルルスコーニ元首相(81)が連立の立役者として「復権」する可能性が取り沙汰される。(ローマ 三井美奈)

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 2月16日発表の支持率調査では、ベルルスコーニ氏が率いる「フォルツァ(がんばれ)・イタリア」や移民排斥を訴える「北部同盟」などの中道右派連合が38%、五つ星が28%、民主党が22%。いずれも過半数に満たなかった。政党別では首位に立つ五つ星は既成政党との連立を否定しており、中道右派が中心の連立政権が有力視される。ベルルスコーニ氏に注目が集まるのは、そのためだ。

 同氏は1994年から通算約10年首相を務めた。少女買春や汚職疑惑で大騒動の末、2011年に退任した。汚職や脱税で有罪となり、現在は公職追放中。首相にはなれないが、「私は穏健派の代表」と自称し、連立交渉のキングメーカーとしてやる気満々だ。

 公約の目玉は「企業・世帯課税を一律23%とする」こと。現在、所得税の最高税率は43%で、大幅な富裕層減税となる。低所得層にも「千ユーロ(約13万円)の最低所得保障」で目配りする。債務危機で財政再建が急務なのに、「どこにそんな財源があるのか」という批判は強いが、「減税すれば、景気刺激になる」とお構いなしだ。

 「大盤振る舞い」では、他党も負けていない。五つ星は、「国民1人当たり月額780ユーロ(約10万円)の最低所得保障」や年金受給額引き上げを公約。返り咲きを狙う民主党のレンツィ前首相(43)は「彼らは経済を破綻させるぞ」と批判しながら、自身も「子供1人当たり月80ユーロ(約1万円)を世帯に給付。低所得層減税もやる」と主張する。世論調査では約4割が「投票する政党を決めていない」と回答しており、各派のバラマキ、中傷合戦は熱を帯びる。

 一方で、欧州連合(EU)やユーロをめぐる論戦は、ほぼ皆無。ベルルスコーニ氏はかつて「国家通貨リラの復活」を主張し、五つ星は「ユーロ離脱の国民投票」を掲げていたが、今回の選挙では共に引っ込めた。欧州経済に復活の兆しが出てきた上、EU離脱を決めた英国の混迷で、反EU機運は薄らいだようだ。

 イタリアの累積債務は国内総生産比133%で、ユーロ圏ではギリシャに次ぐ規模。失業率は11%と高止まりする。だが、各派の選挙公約からは経済テコ入れの処方箋は見えてこない。


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