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欧州情勢・西洋事情

2489チバQ:2018/01/22(月) 15:20:38
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180122k0000e030176000c
<チェコ>異色の日系党首 反移民、反EUを訴え
10:29毎日新聞

<チェコ>異色の日系党首 反移民、反EUを訴え
取材に応じる「自由と直接民主主義」(SPD)のトミオ・オカムラ党首=プラハで2018年1月19日、三木幸治撮影
(毎日新聞)
 欧州で反移民、反欧州連合(EU)を主張する右派が躍進する中、チェコでは右派政党を率いる日系人の政治家が存在感を発揮している。第3政党の「自由と直接民主主義」(SPD)のトミオ・オカムラ党首(45)だ。オカムラ氏は毎日新聞の取材に「EUはこのままでは崩壊する。各国の主権を尊重する国家連合に変わるべきだ」と持論を展開した。

 父が日本人と韓国人の間に生まれ、母はチェコ人というオカムラ氏。日本生まれで、子供の時にチェコに渡り、児童養護施設などで育てられた。成功を夢見て10代後半で日本に戻ったが、映画館の売店勤務などアルバイト生活から脱却できず、再びチェコへ。日本人を対象にした旅行業で成功を収めた後、業界団体の広報に就任。その後、巧みなトークを武器にテレビで人気者となり、2012年に上院議員に初当選し、15年にSPDを創設した。

 日本では「変な外国人」、チェコでは「黄色い」と言われ、差別を受けたというオカムラ氏。政治家としては国民投票の活用を強調するなど、国民目線の政治を心がける。チェコでは汚職などで既成政党への不満が強いためだ。ただ、その主張は強硬で、テロの危険性が増すとして、イスラム教徒の移民に強く反対。「イスラム教は男性を女性より上に位置付け、15歳未満での結婚を認めるなど(チェコの)憲法に違反している」と指摘する。

 EUについては「ローマ帝国やナポレオンと同様、欧州を支配しようとしている」と批判。移動、貿易の自由は尊重しつつ、国境警備や移民受け入れは加盟国が決定できるよう、EUの現行制度の改正を訴える。毎週末、有権者との対話を欠かさず、「国民投票をすれば反移民やEU改革は必ず支持される」と揺るがぬ自信を持つ。

 チェコは昨年10月の下院選で、「チェコのトランプ(米大統領)」と呼ばれるバビシュ氏の新興政党「ANO2011」が78議席で第1党、SPDは22議席で第3党となった。ただANOは少数与党のため、バビシュ氏による連立交渉は今も続いており、SPDの政権入りもあり得る。

 また、オカムラ氏はフランスの極右・国民戦線のルペン党首、オランダの極右・自由党のウィルダース党首らと連携しており、今後、欧州議会などでEU改革を訴えていくつもりだ。【プラハで三木幸治】


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