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欧州情勢・西洋事情

2369チバQ:2017/10/23(月) 02:09:56

https://mainichi.jp/articles/20171023/k00/00m/030/038000c
チェコ下院選

反EU掲げる右派政党が躍進

毎日新聞2017年10月22日 19時27分(最終更新 10月22日 19時27分)
【ウィーン三木幸治】チェコ下院選(定数200)が20、21日に行われ、欧州連合(EU)の難民政策などに批判的な実業家、アンドレイ・バビシュ氏(63)が率いる新興の中道政党「ANO2011」が得票率29.6%で圧勝した。バビシュ氏は「チェコのトランプ(米大統領)」と呼ばれ、首相となる可能性が濃厚だ。また選挙では、反EUを掲げる右派政党が躍進。欧州で続く「右傾化」が改めて鮮明になった。

 バビシュ氏は食品、メディアなど多数の企業を率いるチェコ有数の資産家。「ビジネスと同じように国を運営する」と主張して、2012年にANOを政党化した。ANOは13年の総選挙で無党派層の支持を集めて第2党となり、バビシュ氏は今年5月まで財務相を務めていた。

 チェコは経済が好調で失業率も低いが、旧社会主義時代から続く汚職や非効率な行政運営に国民の不満が高まっていた。今選挙でバビシュ氏は従来の主張に加え、EUによる難民割り当てに強く反対したほか、西欧によるユーロ圏の統合深化を批判するなど右派的な主張を展開し、より広い層から支持を得た。

 ロイター通信によると、バビシュ氏はEUの難民政策を批判し、オーストリア下院選で勝利した国民党のクルツ党首やハンガリーのオルバン首相ら東欧の右派政権と連携する意向を示しており、EUは対応に苦慮することになりそうだ。

 チェコ統計局によると、第2党は中道右派の市民民主党で得票率11.3%。反EUを掲げ、日系人のトミオ・オカムラ氏が率いる右派政党「自由と直接民主主義」は10.6%で第4勢力となった。ソボトカ首相が所属する中道左派・社会民主党は7・2%と大きく票を減らした。

 一方、バビシュ氏にはEUの補助金詐取疑惑が浮上しており、複数の政党は「バビシュ氏がいる限り、ANOとは政権を組まない」と主張。連立交渉は難航するとみられる。


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