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欧州情勢・西洋事情

2300チバQ:2017/09/25(月) 23:04:36
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170926k0000m030080000c.html
<独総選挙>社民党、大連立拒む 新興右派躍進、新政権波乱
22:47毎日新聞

<独総選挙>社民党、大連立拒む 新興右派躍進、新政権波乱
独総選挙での躍進を喜ぶ新興右派「ドイツのための選択肢」(AfD)のガウラント副党首(左)とバイデル筆頭候補=ベルリンで24日、AP
(毎日新聞)
 【ベルリン中西啓介、三木幸治】24日投開票のドイツ連邦議会(下院、基本定数598)総選挙は、選挙管理委員会の暫定集計の結果、メルケル首相の中道右派キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が大幅に得票率を下げたものの最大会派は維持し、首相の4選が確実になった。第2会派の中道左派・社会民主党は戦後最低の得票率となる大敗。新興右派「ドイツのための選択肢」(AfD)が第3会派として国政に初進出する。極右的主張が目立つAfDの存在は、今後の連立交渉の行方にも影を落としている。

 選管によると、得票率はCDU・CSU33.0%(前回2013年選挙結果41.5%)、社民党20.5%(同25.7%)、AfD12.6%(同4.7%)。10.7%を獲得し国政復帰する中道の自由民主党(FDP=同4.8%)が第4会派になり、左派党9.2%(同8.6%)、緑の党8.9%(同8.4%)が続いた。

 「政権樹立には計算上、二つの可能性がある」。メルケル氏は24日夜のテレビ番組でこう述べ、社民党との大連立の継続か、FDPと緑の党との3会派による政権発足を目指す考えを示した。メルケル氏はAfDと、北大西洋条約機構(NATO)脱退を訴える左派党との連立は排除する。

 だが、AfDの予想外の躍進は大連立に未練をのぞかせるメルケル氏のもくろみを狂わせた。社民党のシュルツ党首は25日、「有権者から野党第1党として民主主義を守るよう託された」と語り、AfDが最大野党として予算委員長などに就くことを防ぐため、下野する方針を改めて示した。

 FDPのリンドナー党首は「政権入りが絶対ではないが、政治的責任を引き受ける用意はある」と、与党入りは連立協議次第という考えだ。富裕層が支持するFDPは企業寄りの政策が多く、欧州連合(EU)によるギリシャ支援にも厳しい姿勢で臨む考えだ。緑の党は親EUで、環境保護のため自動車産業の規制などを求めている。保守色が強いCSUには緑の党との連立に根強い懸念もあり、メルケル氏にとって3会派で妥協を見いだすのは容易ではない課題だ。

 新議会招集は総選挙から30日以内と定められている。メルケル氏は4期目を全うすれば、コール元首相の戦後最長在任16年に並ぶ。連立協議がまとまらない場合、基本法(憲法)の規定で再選挙を行うことも可能だが、その場合、AfDがさらに躍進する可能性があり、独メディアでは大連立継続の可能性も報じられている。


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