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欧州情勢・西洋事情

2273チバQ:2017/09/20(水) 15:29:08
http://www.sankei.com/world/news/170918/wor1709180009-n1.html
2017.9.18 09:15
【ドイツの選択2017総選挙(上)】
「強い欧州」メルケル首相に追い風 「米国第一」にくさび、トランプ氏へ直言
 中世から続く歴史的都市、ドイツ北部ブラウンシュバイク。ホールで行われた女性団体の会合は晩夏を忘れさせる熱気に包まれた。主役はメルケル首相だ。

 「強い欧州がドイツを強くする」。熱弁を振るうメルケル氏は「強い女性がドイツを強くする」と書かれた看板を指していった。「男も女も老いも若きも国民政党には多様性が必要だ」。会場は喝采した。

 24日に実施される総選挙(連邦議会選)直前も自身の保守系与党、キリスト教民主・社会同盟は支持率37%前後を維持し、ライバルの中道左派、社会民主党に15ポイント前後の差をつける。首相4期目は目前だ。

 「同盟のリベラル化」。長期政権の秘訣(ひけつ)を独週刊紙ツァイトの政治記者ガイス氏はこう解説する。寛容な難民政策に加え、「脱原発」と平行して再生可能エネルギー利用を推し進めるなど環境を重視。3期目は企業の女性幹部起用義務や二重国籍制度を導入し、同性婚合法化も認めた。

 同盟の伝統政策の転換は左派やリベラル政党の支持者も多く吸い寄せた。「メルケル氏がいるから初めて同盟に投じる」。男性の元社民党支持者が明かす。

 メルケル氏は「日和見」と批判もされるが、ガイス氏は「旧東独出身で同盟の伝統にしばれない柔軟さ。現実主義だ」と分析。メルケル氏は党のリベラル化について、グローバル化で「世界が変わった。だから同盟も変わった」と語る。

     


 「リベラルな欧米の最後の守り手」-。欧米でも安定ぶりが目立つメルケル氏には、「米国第一」を掲げるトランプ米政権下で世界に不透明感が増す中、こんな声も上がる。米調査機関が世界37カ国で調べた米独中露4カ国首脳への信頼度ではメルケル氏が42%で大差をつけて首位だ。

 「安心をもたらしてくれる」。欧州の相次ぐ危機に対処してきた経験に支持者も期待。背中を押されるようにメルケル氏は動く。

 「軍事的解決は考えられない。米大統領ともはっきりと話す」。北朝鮮が核実験を強行した3日、メルケル氏はテレビ討論会でこう言明すると、翌日以降、平和解決に向けトランプ氏や日韓中露4カ国首脳との電話外交を繰り広げた。

 北朝鮮問題に比較的関心が低かった欧州でも危機感は高まっている。軍事衝突となれば、欧州の経済にも影響は必至。自由貿易や気候変動問題に続き、メルケル氏はトランプ氏と“対峙(たいじ)”する形となった。


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