したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

欧州情勢・西洋事情

2202チバQ:2017/06/30(金) 22:28:25
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170701k0000m030067000c.html
<北アイルランド>宗派対立再燃を懸念 DUP閣外協力で
20:13毎日新聞

 【ロンドン矢野純一】英国のメイ首相の少数与党政権が、北アイルランドのプロテスタント系地域政党・民主統一党(DUP)の閣外協力を得て存続することが確実になった。一方、政権が連携相手のDUPに肩入れすれば、カトリック系とプロテスタント系住民が対立し、多くの犠牲者を出した北アイルランド情勢が再び混乱する恐れもある。

 「1998年の和平合意を脅かす」。与党保守党とDUPが閣外協力で合意した6月26日、北アイルランドのカトリック系地域政党で英国からの独立を求めるシン・フェイン党のアダムス代表は声明で非難した。

 北アイルランドでは、英国への帰属を求めるプロテスタント系住民と、独立してアイルランドへの帰属を求めるカトリック系住民が60年代から衝突。英政府などの仲介で98年に両派が和平に合意し、DUPとシン・フェイン党は協力して自治政府を運営していた。

 だが両党は昨年末以降、政権運営を巡り対立。6月8日の総選挙を挟み、自治政府の再開に向け英政府が仲介していた協議は難航し、6月29日に設定されていた交渉期限は7月3日まで延長された。

 和平合意では英政府の中立性が求められており、保守党がDUPと連携したことにはシン・フェイン党だけでなく、保守党内からも批判が上がる。メージャー元首相は「和平プロセスは脆弱(ぜいじゃく)で、対立する利害(関係者)の間で、英政府が公平であることが重要だ」と話し、自身が尽力した和平合意への悪影響を懸念する。

 メイ政権とDUPは「(連携は)和平合意には影響はない」と強調している。一方でDUPは連携について「(北アイルランドなど4地方で構成する)連合王国の団結が強まる」と説明。政権との関係を深めることで、シン・フェイン党などカトリック系住民が求める英国からの独立の動きを抑え込みたいという考えもあるようだ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板