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欧州情勢・西洋事情

2159チバQ:2017/06/19(月) 07:18:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170619k0000m030120000c.html
<英EU離脱交渉>難航必至…担当者の横顔は

06月18日 23:30

 英国が欧州連合(EU)からの離脱を決めた国民投票(昨年6月23日実施)からまもなく1年となる。難航必至の離脱交渉が19日、EU本部のあるベルギーの首都ブリュッセルで始まる。欧州の将来を左右する歴史的な交渉を双肩に担う英国のデービッド・デービスEU離脱担当相(68)とEUのミシェル・バルニエ首席交渉官(66)の横顔をまとめた。

 ◇英国は閣僚一の強硬派

 メイ内閣の閣僚内で対EUの最強硬派として知られる。デービス氏の更迭をユンケル欧州委員長が望んでいるとメディアが報じた際には「英国の内政に口を出すな」と反論。交渉でも強い姿勢で臨むと見られる。

 母は未婚で、祖父母に育てられるなど貧困家庭で育った。大学の進学資金を稼ぐため英陸軍の特殊空挺(くうてい)部隊(SAS)の予備役部隊に志願兵として入隊した経験を持つ。学生時代には保守党学生連盟の全国会長を務めるなど、若い頃から指導力が評価されていた。

 下院議員に38歳で当選。保守党幹事長のほか、野党時代には影の内閣の内相などを歴任。1994年から3年間、欧州担当閣外相を務め、EUを知り尽くしているといわれる。

 「EUを離脱しても米国や中国と貿易協定を結ぶことで英国は繁栄する」と繰り返す。離脱方針について英産業界から意見を聞く場では、EUと従来通りの貿易関係を求める声には、耳を貸さなかったといわれている。

 移民の制限を掲げる保守党右派のシンクタンクの理事も務める。愛国心が強く、議員控室には、国を守る気概を示すため、いつでも侵入者を撃退できるようにアイスピックを置いているという。【ロンドン矢野純一】

 ◇EUは熟練の外交手腕

 仏外相やEUの大臣に相当する欧州委員を務めた熟練の外交手腕と加盟国への顔の広さを買われ、ユンケル欧州委員長から首席交渉官に指名された。EU官僚や加盟国の外交官も「タフネゴシエーター」(手ごわい交渉担当者)だと口をそろえ、厚い信頼を寄せる。

 仏メディアによると、10代半ばで右派のドゴール主義に共鳴して政治に強い関心を持った。エリート養成機関「グランゼコール」の一つ、パリ高等商業学校を卒業。27歳で国民議会(下院)議員に初当選した。選挙区があるアルベールビルでの冬季五輪(1992年)誘致に尽力し、組織委員会共同委員長も務めた。

 2000年代以降は仏政界とEUを行き来して要職を担い、欧州債務危機(10年)の直後には欧州委員(域内市場・サービス担当)としてユーロ圏で銀行行政を一元化する「銀行同盟」を主導。欧州統合の深化に慎重な英国と対立した。交渉を控え「懲罰は望まない」とするが、英側は「『心の友』からはほど遠い」(英紙テレグラフ)と警戒感も強い。

 仏フィガロ紙によると、仏国内では勤勉できちょうめんな性格、スポーツ好きで知られる一方、「ユーモアに欠ける」との評もある。【ブリュッセル八田浩輔】


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