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欧州情勢・西洋事情

2109チバQ:2017/06/09(金) 21:51:45
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1706090060.html
【英総選挙】「強い指導者」貫けなかったメイ首相 度重なる方針転換、テロ続発も逆風
21:34産経新聞

 【ロンドン=岡部伸】メイ首相率いる与党の保守党が総選挙で過半数割れしたのは、国民が方針転換を重ねたメイ氏の指導力に疑問符を付け「強く安定したリーダー」ではないと判断したためだ。欧州連合(EU)離脱でメイ氏が掲げた移民流入規制を優先して単一市場から撤退する「強硬離脱」(ハードブレグジット)路線の変更を迫られる可能性も出てきた。

 圧勝をもくろみ国民の信任を得た上で離脱交渉を有利に進めようというメイ氏の戦略は破綻した。賭けに敗れたメイ氏に党内外から退陣論が噴出している。

 誤算はEU離脱が主要な争点とならなかったことだ。選挙公約(マニフェスト)に盛り込んだ高齢者の在宅介護の負担増が批判を受けると修正。国民の不信感は高まった。

 逆に公約で大学授業料の無償化など緊縮財政による医療や教育、福祉などのひずみの是正を訴えた労働党が若者を中心に国民の共感を得た。

 そもそもメイ氏は総選挙を前倒ししないと表明していたにもかかわらず、離脱交渉直前に前言を撤回したこともイメージダウンとなった。また昨年の国民投票ではメイ氏は残留派だったのに強硬離脱派に転向したとの批判もあった。

 さらに約3カ月間に3度のテロが追い打ちをかけた。最終盤にテロ対策が争点に浮上。メイ氏は治安を束ねる内相を6年間務め、約2万人の警官を削減している。労働党のコービン党首からテロ対策が不十分だったと攻撃されたのも致命傷となった。

 選挙結果を受け、メイ氏は北アイルランドの地域政党と連携し、政権維持を目指す方針だが、党内の最強硬派や地域政党の反対を受けて離脱方針が定まらず、離脱交渉が停滞する可能性がある。黄昏の老大国の将来に暗雲が垂れ込めている。


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