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欧州情勢・西洋事情

2107チバQ:2017/06/09(金) 21:50:47
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170610k0000m030100000c.html
<英総選挙>急進左派、着実に拡大 「怒れる若者」支持広げ
21:46毎日新聞

 【ベルリン中西啓介、パリ賀有勇】英国総選挙では、保守党圧勝との予想を覆し、左派色が強いコービン党首が率いる労働党が議席を伸ばした。既成政治勢力への不満を背景にトランプ米大統領ら右派ポピュリズム(大衆迎合主義)が台頭する中、欧州では若者を中心に手厚い福祉を訴える急進左派も存在感を強めている。

 「人々は(総選挙で)緊縮財政にうんざりだと言った」。コービン氏は9日未明、選挙結果をこう評した。党内では現実路線を取る中道左派に対し「反逆者」とも呼ばれるコービン氏は、今回の選挙で急進左派色を前面に出し、保守党との違いを鮮明にした。

 欧州では1990年代後半、中道左派が主要国の大半を席巻する黄金期があった。代表例の一つが労働党だ。ブレア元党首は市場経済に福祉政策を融合させた「第三の道」をアピールし、97年に首相に就任。ブレア旋風はドイツにも影響し、社会民主党のシュレーダー政権が誕生した。

 しかし、各国で中道左派政権は社会保障を削減し規制緩和を断行。このため労働者の支持を失い、低迷期を迎えた。だが、グローバル化などで貧富の差が拡大すると、手厚い福祉などを訴える急進左派政策に再び期待が集まり始めた。昨年の米大統領選の民主党予備選では、大学授業料無償化などを訴えたサンダース候補がヒラリー・クリントン候補を脅かした。今春の仏大統領選でも、富裕層への増税などを訴えた左翼党のメランション候補に支持が集まった。

 サンダース氏は「コービン氏は(中道左派の)党内エリートと戦っている」と評価。米CNNは労働党の選挙運動にサンダース陣営関係者が加わっているとし、急進左派が「怒れる若者」の支持を広げていると伝える。

 9月の独連邦議会選では、4選を目指すメルケル首相相手に、国政第2党・社民党の苦戦が予想されるが、コービン氏の善戦が、今後ドイツを含め欧州各地の左派政党の動向にどう影響するか、注目される。


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