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欧州情勢・西洋事情

2067チバQ:2017/05/31(水) 17:38:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170531-00000066-reut-m_est
情報BOX:与党圧勝から敗北まで、英総選挙のシナリオ
ロイター 5/31(水) 15:46配信
[ロンドン 30日 ロイター] - 6月8日投票の英下院選挙は、メイ首相率いる与党保守党が野党労働党に支持率で追い上げられており、保守党が圧勝するという1カ月前の予想は揺らいでいる。

ここ数日の各種世論調査によると、保守党の優勢は変わらないものの、同党のリードは5%ポイントから14%ポイントの範囲に散らばっており、幅広い選挙結果シナリオが想定されるようになった。

◎保守党の圧勝

メイ首相が4月に選挙前倒しを発表したのは、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)交渉を控え、次回選挙を2020年から22年に延ばして時間的な余裕を持たせるとともに、議席を増やして党内における求心力を強化する狙いがあった。

発表当初、当時の支持率を踏まえれば保守党が圧勝し、離脱交渉を巡る不透明感が薄れるとの期待から、通貨ポンドは上昇した。圧倒的な過半数議席を確保すれば、単一市場へのアクセスよりも移民や貿易問題を優先する現在のような強硬姿勢をとる必要がなくなり、EUに歩み寄りやすくなるとの期待もある。

米銀シティのストラテジストは、過半数を100以上上回る議席を確保すれば、EU離脱交渉の不透明感が薄れるため、ポンド/ドルは短期的に1.34ドルに向かって上昇するとの予想を示した。

◎圧勝ではないが議席を増やす

キャメロン前首相の下で戦った2015年の選挙で、保守党は過半数を12上回る議席を確保した。今回はさらに議席を伸ばすとの見方が依然として支配的だが、足元の世論調査を踏まえると、過半数を100議席以上超える圧勝は難しいかもしれない。

アナリストによると、こうした予想通りの結果であれば、過去1カ月のポンド高を支えてきた中心的シナリオは揺るがないが、現在の相場水準からは下がる可能性がある。

RBCキャピタル・マーケッツのG10通貨ストラテジー責任者、アダム・コール氏は「市場は現在、過半数議席を100以上上回る勝利を織り込んでいるため、これが50─100議席程度なら初期の反応はポンド安だろう」と述べた。

◎与党勝利でも議席は増えず

保守党が、15年の選挙で確保した過半数プラス12議席に比べ、議席を明確に増やせないようなら、選挙前倒しというメイ首相の賭けは失敗したことになる。EU離脱議論を巡る議会内での求心力が衰え、EUに対する立場も弱くなる。

これとは反対の見方もある。国内で立ち回る余地が狭まれば、EUが出した妥協案をはねつけ、より強硬な姿勢で交渉に臨めるかもしれない。EU側は、メイ首相が条件で合意しないままの離脱をちらつかせることを望んでいないからだ。

投資家から見て何より大きな要因は、EUと合意に至るか否か、またその内容を巡る不透明感が高まることだ。

シティは「メイ首相がEU離脱強硬派や残留強硬派などの少数勢力に頼らざるを得なくなるとすれば、『混乱に満ちたブレグジット』のリスクが高まる一方で、首相が現在目指しているよりずっと穏健なブレグジットになる可能性も高まる」と見ている。

シティは、この場合にはポンド/ドルが中短期的に1.20ドルに下がるが、その後1.50ドルまで上昇する可能性があると予想した。


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