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欧州情勢・西洋事情

2062とはずがたり:2017/05/30(火) 17:02:23

<独首相>「他国当てにできない」、トランプ氏批判か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170530-00000039-mai-eurp
毎日新聞 5/30(火) 12:08配信

 【ベルリン中西啓介】「他国を当てにできる時代は終わりつつある」。イタリアで開かれた主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)で、気候変動対策などを巡りトランプ米大統領と対立したメルケル独首相の発言が波紋を広げている。米メディアは米国との関係を否定し、独主導の新たな世界秩序を目指すとも取れる発言を「地殻変動」と表現。慎重なメルケル氏にしては珍しい踏み込んだ発言が臆測を呼んでいる。

 メルケル氏はG7閉会直後の28日夕、独南部ミュンヘンを訪れ、「欧州が他国を当てにできる時代は終わりつつある。そのことを最近経験した」と発言。主要な国際問題や安保政策で歩調を合わせてきた米国との信頼関係に疑問を呈し、「私たち欧州人は運命を自分たちの手で掌握しなくてはいけない」と述べた。

 名指しは避けたものの、背景にあるのはG7で「米国第一」を鮮明にし、欧州連合(EU)からの英国離脱を支持するトランプ氏の存在だ。トランプ氏は、気候変動対策の新たな枠組み「パリ協定」について日欧など6カ国の説得にもかかわらず、態度を明らかにしなかった。メルケル氏はこの点について、G7閉会時に「大変遺憾と言わざるを得ない」と厳しい表情で語った。

 その直後の「米国は頼りにならない」とも受け取れる発言に、米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は「メルケル氏の強い発言は米欧関係の潜在的な地殻変動」と指摘した。米国が国際協調から距離を置く一方、ドイツが国際社会の主要な地位を占めようとする姿勢の表れと解説し、「メルケル氏の発言は、新たな現実を認識したことの表れ」とする外交専門家の分析を紹介している。一方、9月の連邦議会総選挙を意識した発言との見方もある。4期目を目指すメルケル氏は大連立を組む国政第2党の社会民主党と第1党の座を争う。メルケル氏のライバル、社民党のシュルツ党首は徹底した反トランプ路線が支持されている。メルケル氏には、これまでにない厳しい米政権批判によってシュルツ氏の支持基盤を切り崩したい思惑もあるとみられる。


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