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欧州情勢・西洋事情

2047チバQ:2017/05/22(月) 23:48:12
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1705220063.html
独、軍の極右浸透に警戒 要人暗殺計画で広がる波紋
23:44産経新聞

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツで連邦軍への排外主義的な極右思想の浸透に対する警戒が高まっている。難民政策に反発した将校らによる要人暗殺テロ計画の発覚がきっかけだ。当局が極右ネットワークとのつながりなど解明を急ぐ一方、事件は第二次世界大戦当時の「過去」をめぐる議論にも波及している。

 検察当局は今月上旬までに28歳と27歳の軍将校2人を含む3人を逮捕した。ガウク前大統領ら寛容な難民政策を支持した要人の暗殺を計画し、難民の犯行に見せかけることで国内の反難民感情を煽ることを企てていたとされる。

 将校2人は仏東部の独仏軍共同基地に所属。犯行準備のため、28歳の将校はアラビア語ができないにもかかわらず、一昨年末に難民を装い保護を申請した。収容先の独南部の施設との間で“二重生活”となったが、基地に不在の際はもう1人の将校が虚偽の説明をするなどしていた。

 28歳の将校は数年前に人種差別的な論文も執筆。連邦軍兵士が極右思想に染まり、テロを計画していた事実は国内で大きな衝撃を与え、メルケル首相は「調査が十分行われると信じる」と表明。独政府も軍内部の調査に乗り出した。

 DPA通信によると、将校2人は軍用の拳銃や小銃、弾薬を盗んだ連邦軍大学の学生と関係している可能性があるほか、軍諜報機関は兵士約10人も監視。一部は外部の極右グループとつながっているとみる。国防省によると、過去5年で極右思想が疑われる事例は約280件に上るという。

 事件では将校の兵舎にナチ時代の国防軍の記念品が飾られていることも判明。調査の結果、別の軍施設でも計約40点が見つかり、フォンデアライエン国防相は「国防軍は連邦軍の伝統ではない」とし、国防軍関連品の取り扱いなどを厳格化する考えを示した。

 ただ、ナチスの犯罪を追及してきたドイツでも、国防軍をめぐる議論はなお繊細な問題でもある。政府側の対応には支持が上がる一方、元閣僚を含む政治家からは「魔女狩り」「父や祖父への敬意は必要」といった反対論も上がっている。


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