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欧州情勢・西洋事情
2020
:
チバQ
:2017/05/12(金) 23:23:44
http://www.sankei.com/world/news/170512/wor1705120009-n1.html
2017.5.12 05:00
【仏最年少大統領マクロンの挑戦(下)】
仏経済の再生、望む独 「EUの安定に強い両輪が必要」
「親欧州連合(EU)を掲げた勇敢な戦いだった」
フランスのマクロン次期大統領が選ばれた翌8日、ベルリンでメルケル独首相が若き指導者をたたえた。折しも欧州の第二次世界大戦終結の記念日。欧州統合の先人、アデナウアー元西独首相とドゴール元仏大統領の名を挙げ、こうも語った。
「独仏の運命は結びつき、EUを導く挑戦は共通だ。マクロン氏は仏国民と全欧州の希望を背負う」
独側が望むのはマクロン氏が改革により経済を活性化させ、フランスをEUけん引役として再生させることだ。独仏の経済格差がEUの“ドイツ1強”を突出させ、ドイツは反EU感情の矢面に立たされてきた。
EUでは近年、力を増したドイツが債務危機や難民・移民流入の対応を主導。だが、財政緊縮や難民への寛容策が反発を招き、大衆迎合主義(ポピュリズム)勢力はその不満を吸収して伸長した。仏大統領選候補の極右、ルペン氏も「ドイツたたき」を繰り返した。
フィッシャー元独外相は「過去数年、ドイツだけで(EUを)安定させられず、弱いフランスがもたらす危険が示された。強い独仏両輪が必要だ」と指摘する。
マクロン氏は6月の国民議会(下院)選で改革実行に必要な安定政権を築けるのか。国民が分断する中で改革を押し通せるのか。ドイツ側の不安はつきない。公約の改革内容にも「弱腰だ」(独紙フランクフルター・アルゲマイネ)との懐疑的な視線が向けられる。
さらに独側が警戒するのは、マクロン氏が提案するユーロ圏の統合深化。債務国の負担軽減のため、「共通予算を設けろ」という主張だ。ドイツは各国の財政規律が保証されないままでは、「過剰な負担を強いられる」と不安を抱く。
フランスの財政赤字はなおEUの規則に抵触する状態だ。「柔軟性や連帯を示すよりも、まずルールを守ることが先決。モラルハザードを起こす」。欧州外交評議会ベルリン事務長のヨゼフ・ヤニング氏はドイツの立場を解説した。
国内の改革が先か、ユーロ圏の連帯が先か-「順番」をめぐる仏独の綱引きはすでに始まっている。
「ドイツはユーロ圏内の不均衡で利益を得ている」。マクロン氏は大統領選前、過去最大のドイツの貿易黒字に矛先を向け、是正を求めた。公共投資で内需を拡大し、ユーロ圏の連帯を重視して他国の成長に還元すべきだとの主張だ。
一方、メルケル氏は「結果が必要なのはフランス。私たちが政策を変える理由はない」とつっぱねた。まずは各国が改革努力を進めるべきという立場だ。9月の連邦議会(下院)選を前に世論への配慮もある。
ただ、「マクロン氏が失敗すれば、5年後はルペン氏が仏大統領になり、EUは破滅する」(ガブリエル独外相)との危機感から、柔軟にフランスを支えるべきだとの声も上がる。「ドイツは9月の選挙後、歩み寄りが必要になる」とフィッシャー氏は推測する。
EUの将来がかかった仏大統領選でフランス国民は踏みとどまった。EU再生へ次はドイツが答えを迫られる番となる。(ベルリン 宮下日出男)
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