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欧州情勢・西洋事情
2019
:
チバQ
:2017/05/12(金) 23:22:50
http://www.sankei.com/world/news/170511/wor1705110009-n1.html
2017.5.11 07:18
【仏最年少大統領マクロンの挑戦(中)】
外交初心者いきなり本番、EUてこに国内課題へ対処
フランス大統領選に圧勝した翌8日、エマニュエル・マクロン次期大統領は初公務に臨んだ。パリの凱旋門で行われた、第二次大戦の欧州での戦勝記念式典。オランド大統領に肩をたたかれ、激励されても表情は硬いまま。フランス軍最高司令官に就任する緊張感にあふれていた。
仏本土外で活動する仏軍は約1万7000人。先月末には強襲揚陸艦「ミストラル」が太平洋で日米英3カ国の軍事演習に加わるため、佐世保港に入った。中国の海洋進出を念頭にした演習だ。
アフリカ大陸ではマリなどで約4000人が対テロ作戦に従事。中東ではイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)への空爆に参加する。3月にはエストニアに派兵。ロシアを警戒する北大西洋条約機構(NATO)の東欧展開の一環だ。
こうした海外展開は現在の国力では背伸びではないか-。マクロン氏は大統領選前に刊行した自著で、「現実を踏まえる必要がある。状況は大きく変わっているのに、われわれは昔と同じように国際関係を語っている」と喝破した。
仏軍の死者は過去4年で20人以上。これに国内のテロ警戒という重責が加わる。凱旋門に近いシャンゼリゼ通りでは約3週間前、警官が銃で殺害された。
戦後、フランスを欧州屈指の外交・軍事大国にしたのは、ドゴール元大統領。東西冷戦中、米国に先駆けて毛沢東の中国と関係を構築し、ソ連ともパイプを作った。その後も、米国と一線を画す「ドゴール主義」は仏外交の金科玉条となり、シラク時代にはロシア、ドイツとともに米主導のイラク戦争に反対した。
マクロン氏の世界観は、先達と大きく異なる。
自著には「フランス一国だけで、どうやって中国に対して市場を守れるのか」「われわれの力だけで移民流入を止められない」といった発言が並ぶ。弱点克服の手段は、メルケル政権のドイツと足並みをそろえ、欧州連合(EU)全体で世界の課題に対処することだ。マクロン氏は今年、ドイツを2度訪問している。ロシアへの警戒心の強さはオランド氏より遙かにメルケル首相に近い。
パリ政治学院のザキ・ライディ教授は、「マクロン新大統領には外交より、国内の経済復興が最優先だろう。仏独の格差がこれだけ大きいと、EUでの主導権は回復できない」と言う。マクロン外交は当面テロ対策、次にIS掃討という国内の治安を強く意識したものになりそうだ。
注目の対米関係では、ライバルだった国民戦線のルペン氏に好意を示したトランプ米大統領について、「仏米は第二次大戦以来、同じ陣営に属した」(決選投票前の候補者討論会)と述べ、さらりと受け流した。IS空爆などテロ掃討で「情報協力の重要性を訴える」と実務協力を進める考えだ。
英国がEUから離脱すれば、フランスはEUで唯一の核保有国、唯一の国連安全保障理事会の常任理事国となる。それは切り札である一方で、大きな重荷。英国の動きをしばらく見守ることになりそうだ。
マクロン氏の本格的な外交デビューは5月26日にイタリア・シチリア島で開かれる主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)。安倍晋三首相らと初対面する。目下のカギは「欧州再結束」である。(パリ 三井美奈)
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