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欧州情勢・西洋事情

2006チバQ:2017/05/10(水) 15:16:11
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1705080055.html
【仏大統領選】マクロン氏が演説で国民の結集呼びかけ 「与党」基盤なし、安定政権の構築課題に
05月08日 19:34産経新聞

 【パリ=宮下日出男】フランス新大統領に選出されたマクロン前経済相は7日夜、国民に結集を呼びかけた。左右両派の既存勢力に寄らない勝利は自らの「与党」を持たない状況の裏返しともいえ、政策遂行には幅広い支持が不可欠なためだ。組閣や6月の国民議会(下院)選を通じて安定した政権基盤を構築することは最大の課題。失敗すれば、いきなりつまずきかねない。

 「投じてくれた票が白紙委任状でないと承知している」。マクロン氏は7日の演説でこう語った。大差の勝利も積極的な支持でなく、極右、国民戦線(FN)のルペン候補の阻止のための票が多いことを配慮した言葉だ。ルペン氏の支持者に対しても、「怒りや苦難を表現した」「尊重する」と訴えた。

 大統領選では国民の間の亀裂が鮮明になり、その克服は新大統領の大きな責務となる。「極端な思想に投票する理由がなくなるよう尽くす」。こう誓ったマクロン氏は経済回復や治安改善などの課題を挙げた上、取り組みを急ぐ意向を示した。

 マクロン氏は決選投票前に首相候補の人選を決め、週内に組閣構想を詰める考えを示していた。首相候補は「政経両分野での経験を持ち、議会多数派を率い、刷新された政府を活気づける能力を持つ」とし、閣僚には「経験豊かな男女数人」が含まれるとした。

 既存勢力の枠組みを打破したマクロン氏としては内閣の人選で「変化」をアピールし、実務能力も備える必要がある。そんな腐心がマクロン氏の言葉ににじむ。各種メディアでは、首相候補としてさまざまな名前が浮上。右派の協力を得られやすいよう、保守系の共和党からの起用も取り沙汰される。

 最大の難関は6月11〜18日の国民議会選(2回投票制)だ。政治運動「前進」を率いるマクロン氏は全577選挙区に候補に擁立する方針で、議員経験のない新参者のほか、共和党や社会党からの鞍替え候補を立てる考え。2大政党の混乱に乗じる戦略だが、これまでに公表された候補は14人で不透明感が残る。

 世論調査ではマクロン氏陣営が第1勢力に躍進する可能性もあるが、多数派を確保できなければ、政策遂行はおぼつかない。その場合、首相交代を含む内閣改造などを早々と迫られる恐れもある。マクロン氏は7日、「任務は巨大だ」とし、「変革を志向する勢力」が議会で多数派となるよう有権者に支援を求めた。


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