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欧州情勢・西洋事情

1997チバQ:2017/05/09(火) 01:37:39
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017050801126&g=pol
日本政府、親EU派勝利を歓迎=「内向き志向」なお警戒-仏大統領選


 フランス大統領選で欧州連合(EU)との協調を掲げたマクロン氏の当選を、日本政府は「内向き志向や保護主義的な動きに対する象徴的な勝利」(安倍晋三首相)と歓迎している。ただ、「反EU」を唱えて国際協調より自国第一を訴えた極右政党のルペン候補も一定の支持を集めており、欧州統合に否定的な勢力の伸長は今後もあり得るとみて情勢を注視していく方針だ。
 首相は8日、マクロン氏に宛てたメッセージで、選挙結果を「EUへの信任だ」と強調。菅義偉官房長官は記者会見で「強く団結した欧州と共に国際社会のさまざまな課題について引き続き協議したい」と述べた。いずれも日本政府として欧州統合の維持・強化への期待を明確にしたものだ。
 ルペン候補は選挙戦で、反グローバル化や移民の制限を前面に決選投票に進出。大衆迎合的な政策で国民の不満を吸収して得票を伸ばしたのは、「米国第一」を掲げたトランプ氏が勝利した昨年の米大統領選と似た構図だ。ある日本政府関係者は「欧州の大国であるフランスでルペン氏のような候補が当選すれば、こうした流れが世界に波及しかねない」と警戒しつつ選挙戦を見守っていた。
 マクロン氏の勝利を受け、首相は今月26、27の両日にイタリアで開催される先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)に合わせ、同氏との初の首脳会談を行う調整に入った。2国間関係の強化やEUとの懸案である経済連携協定(EPA)交渉の加速だけでなく、北朝鮮による核・ミサイル開発や中国の強引な海洋進出を踏まえ、民主主義や法の支配といった基本的価値観を共有、アジア太平洋地域の安定へ連携を確認したい考えだ。 
 今回の大統領選は日本の期待通りの結果となったものの、欧州では6月に英仏両国で、9月にはドイツで下院選が控え、現地情勢はなお予断を許さない。ある外務省幹部は「これで一安心という状況ではない。今後の選挙結果を見ないと、EUが安定するかどうかは分からない」と指摘した。(2017/05/08-19:33)


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