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欧州情勢・西洋事情

1970チバQ:2017/05/05(金) 07:12:28
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170503k0000m030077000c.html
<仏大統領選>反極右で温度差も デモ参加者は激減

05月02日 19:44

ルペン氏の当選阻止を呼びかける市民ら=パリで2017年5月1日、賀有勇撮影

(毎日新聞)

 【パリ賀有勇】フランス大統領選の決選投票(7日投開票)では、極右政党・国民戦線(FN)のルペン候補(48)の当選阻止のため有権者が結集するか注目される。メーデーの1日には反ルペン氏デモもあったが、FN創設者でルペン氏の父ジャンマリ氏が大統領選決選投票に進んだ2002年に比べ参加者は激減。中道・独立系のマクロン前経済相(39)の支持を表明しない労組もあり、「反極右」で温度差も生じている。

 フランスでは1日、労組や市民団体が全土でデモ行進したが、仏内務省によると参加者は約14万人で、02年の約130万人と比べ大幅に減少した。「反ルペン」一色の団体もあれば、移民排斥を鮮明に打ち出すルペン氏に抗議する一方で、マクロン氏支持を呼びかけない労組もあった。

 投資銀行出身のエリート、マクロン氏の企業寄りの姿勢に対する労働者の反発や、左派の印象を与えるのを避けるためにマクロン氏が労組と距離を取ってきたことも背景にあるとみられる。

 「もはや極右の躍進に驚く人は誰もいない」。パリで開かれたデモに参加したジェラー・シモンさん(78)は「ルペンにノン」と書かれたプラカードを手に語った。02年の抗議デモにも参加したといい、「戦争を知る世代としてナショナリズム(国家主義)の怖さが分かる。デモの参加者が減っていることが残念でならない」と決選投票を前に漂う「しらけムード」を懸念した。

 大学院生、ケビン・バラッツさん(26)は、第1回投票では惨敗した社会党のアモン前教育相(左派)に投じた。「ルペン大統領誕生は阻止したいが、労働者を軽んじるマクロン氏にも賛同できない。苦渋の選択だ」と左派有権者の複雑な胸の内を語った。

 ルペン氏とマクロン氏は1日、それぞれパリなどで集会を開催。ルペン氏はパリ近郊での集会に、第1回投票で得票率4・7%の6位で敗退した右派政党「立てフランス」のデュポンテニャン党首を招いた。4月29日に首相候補に指名しており、敗退した中道右派で共和党のフィヨン元首相を推した保守層を取り込む狙いがあるとみられる。

 マクロン氏は1日、1995年の5月1日にモロッコ出身の男性が、FN支持者らによってセーヌ川に投げ込まれ死亡した事件の現場を訪れて追悼。FNの「反移民」の姿勢を印象付けた。その後、パリ市内で行われた集会では「デモ行進した働く人々をたたえたい」と述べて、支持をためらう左派有権者にアピールした。


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