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欧州情勢・西洋事情

1967チバQ:2017/05/05(金) 07:08:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170430k0000m030077000c.html
仏大統領選>決選2候補イメージ戦 敗退候補の支持者狙い

04月29日 23:07

 【パリ賀有勇】欧州連合(EU)の行く末を占う、5月7日のフランス大統領選の決選投票まで1週間となった。中道・独立系のエマニュエル・マクロン前経済相(39)と極右政党・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン候補(48)は、第1回投票で惜敗した上位候補者の支持者を取り込もうと、激しいイメージ戦を展開している。

 「マダム・ルペンは(問題を)政治利用している」。マクロン氏は26日、仏北部の地元アミアンで、海外移転による閉鎖が決まった米家電大手の工場の労働組合幹部との会談後に語った。表情はいらだちに満ちていた。

 労働者に寄り添う姿勢を印象付けようとしていた会談の最中に、工場存続を約束してきたルペン氏が工場を電撃訪問していると知らされたのだ。完全にメンツをつぶされた。

 「反ルペン」票の結集を図るマクロン氏も負けてはいない。27日には、移民系住民が多く住むパリ近郊を訪問。「彼ら(移民)を排除したいルペン氏はここには来られない」と、「反移民」を掲げるルペン氏をけん制した。

 翌28日には、第二次世界大戦中のナチス・ドイツ占領下で、ナチス親衛隊が住民642人を虐殺する事件があった仏中部オラドゥール村を訪問した。FNが繰り返し招いてきたナチスに関する舌禍を有権者に印象付けるためだ。

 ルペン氏は9日、ドイツ占領下のパリで仏警察がユダヤ人を一斉検挙した事件を巡り、フランスの責任を否定して物議を醸した。決選投票に向け、ルペン氏は党首を一時的に離任してイメージの軟化を図っているが、FNは28日に党首代行を交代させた。党首代行だった副党首が、過去にナチスによるガス室を使ったユダヤ人虐殺を疑問視していたことが理由とみられる。

 28日公表の最新世論調査では、マクロン氏の支持率は60%で、ルペン氏(40%)をリードしている。だが、第1回投票で惜敗した共和党のフィヨン元首相(中道右派)と左翼党のメランション元共同党首(急進左派)に投票した有権者のうち、決選投票でマクロン氏に投じる割合は約4割にとどまり、「棄権」は約3割に上る。

 ルペン氏は28日、「マクロン氏は労働者を守らない」と述べた動画をソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿。労働者寄りで「反EU」や「反自由貿易」の主張が一部重なるメランション氏の支持者に投票を呼びかけた。

 「反極右」で結束するのか、それともルペン氏がマクロン氏を追い上げるのか。両氏の激しい争いが続く。


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