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欧州情勢・西洋事情

1949チバQ:2017/04/25(火) 22:32:24
http://www.sankei.com/world/news/170424/wor1704240054-n1.html
2017.4.24 19:57
【仏大統領選】
欧州に押し寄せる「大衆迎合主義」せき止められるか 各国がマクロン氏に期待 左右両極候補の得票4割超に警戒も
【パリ=宮下日出男】フランス大統領選の第1回投票で欧州連合(EU)重視のマクロン前経済相が決選投票に通過したことに欧州では歓迎の声が相次いだ。「反EU」などを主張する大衆迎合主義(ポピュリズム)勢力に悩む欧州にとってフランスの選挙はそのうねりをせき止める最大の正念場。欧州の将来をマクロン氏に託す形だが、一方で楽観には警戒も出ている。

 「(決選投票まで)2週間の幸運を祈る」(ザイベルト独政府報道官)。「希望と未来を示した」(モゲリーニEU外交安全保障上級代表)。第1回投票の結果が伝わると、EUやドイツの要人はマクロン氏に次々とエールを送った。

 一方、極右、国民戦線のルペン党首には、オランダの極右、自由党のウィルダース党首が「すばらしい日」とたたえ、ドイツの右派「ドイツのための選択肢」(AfD)関係者も祝意を送った。

英国のEU離脱決定やトランプ米大統領誕生を追い風に欧州では大衆迎合勢力の伸長が最大の懸案。3月のオランダ総選挙で自由党の第一党奪取は回避し、9月に総選挙を迎えるドイツでは内紛に陥るAfDの支持率に陰りがみえ、大衆迎合勢力の勢いは「ピークを越えた」との見方もある。

 ただ、既存政治打破の潮流はなお渦巻く。来年に総選挙が予定されるイタリアではユーロ離脱の国民投票を目指す最大野党「五つ星運動」が支持率で首相与党をリード。同様に総選挙を迎えるオーストリアでは極右、自由党が首相与党と首位を競い、スウェーデンでも極右の民主党が支持率で初めて2位に上昇した。

 ドイツと並ぶEUの牽引(けんいん)役のフランスで「反EU」のルペン氏が大統領になれば、EUへの直撃となるだけでなく、欧州各地の大衆迎合勢力が再び盛り返すのは必至。その意味でフランスの選挙は大衆迎合勢力との戦いの「天王山」だ。

 世論調査では決選投票に向けてマクロン氏の優位とされるが、慎重論もある。独紙フランクフルター・アルゲマイネは第1回投票で左右の極端な候補の得票が計4割超に上ったことを受け、ルペン氏の大統領当選阻止で「仏国民がまとまれるか」と不安視している。


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