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欧州情勢・西洋事情
1916
:
チバQ
:2017/04/23(日) 17:40:54
粗暴な若者や、窃盗などの犯罪への対応は、郊外でも都市部でも大きな課題だ。市は警察官を増員し、パトロールの頻度を上げた。「フランスに秩序を」と訴えるFNは、エナンボモンで市民の心をつかんでいる。
立役者は市長のスティーブ・ブリオワ(44)。公金流用が問題になった社会党市政を破った。「縁故主義がはびこり、市民を顧みない」などと評された前任者と異なり、積極的に町に出て住民の声を聞く。
市役所から歩いて10分ほど。高度成長期の日本で建てられたのとよく似た箱形のアパートが、低所得層向けの住宅団地に並ぶ。
平日の午後にもかかわらず、中庭でサッカーに興じる若者たちがいた。失業中のスティーブ・グラシア(25)も、そんな1人だ。
職業系の高校に通い、金属加工の訓練を受けた。見習いで勤めた会社は傾き、その後は、短期雇用の仕事を渡り歩いた。工事現場の闇雇用でも働いたが、いまは仕事がない。
「ここでサッカーがやれるからこそ生きているようなもんだよ」
かつては、石ころだらけだった広場に人工芝が敷かれた。小さな子どもたちやお年寄りに迷惑がかからないようフェンスやネットも備える。グラシアは、「まったく何もしてくれなかった前の市長とは違う」とFN市政を持ち上げる。
ジャージー姿の仲間は「政治なんて関係ねえ。選挙なんて行かねえ」とはやしたてるが、グラシアは、こう感じている。「ルペンならフランスを立て直してくれるのでは。仕事が見つかるかも」
同じ団地に住む女性(24)は、今回の選挙で初めて投票に行くつもりだ。両親と同じFNに投票すると決めている。
結婚の約束をした彼氏も自分も、仕事は派遣だ。9・73ユーロ(約1150円)の時給は悪くないけれど、契約は週単位。週末ごとに業者から電話がかかり、仕事が続けられるかどうかが決まる。不安定な暮らしだ。「FNなら何かを変えてくれそうな気がするんです」
エナンボモン周辺の失業率は15・5%と全国平均より5ポイントあまり高い(16年7〜9月期)。市政への評価がルペン大統領への期待に姿を変える。
FNは公約に「フランス第一」を掲げる。移民社会には冷たい。それでもルペンをあしからず思う人もいる。アルジェリアからの移民2世、ファリーダ・レズカラ(49)が、そうだ。
週3日オープンする格安スーパー「エピスリー・ソリデール」に勤める。建物は市から提供を受けた映画館跡。カルフールなどの大手流通業者が寄付する食品や日用雑貨を市価の8割引きで売る店だ。
FN市政になってからは、対応が違うという。市長が様子を見に来てくれた。雨漏りをすぐに修理してくれた。暖房があって働きやすい倉庫跡への転居を提案してくれた――。
「差別はいつの時代もある。FNがとりたてて差別主義だとは思わない」。むしろ、通貨をユーロから仏フランに戻したり、購買力向上のために現金を給付したりする政策に魅力を感じている。給料は月800ユーロ(約9万3000円)足らず。片親世帯で2女を育ててきた。中学生の娘の研修旅行の代金を出すのもやっとだ。現金給付はありがたい。
ラジオが伝えたニュースで、退職者への政策でルペンがフランス人を優先する方針だと聞いた。納得できなかった。フランス国籍をとったファリーダと違い、父親はアルジェリア国籍。それでもフランス人と同じように働き、同じように年金を積み立ててきたからだ。
それでも、「決めたわけじゃな…
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