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欧州情勢・西洋事情

1915チバQ:2017/04/23(日) 17:40:41
http://www.asahi.com/articles/ASK3Z7590K3ZUHBI01Y.html
「ルペンなら立て直してくれそう」 実験室と呼ばれる町
エナンボモン=青田秀樹2017年4月12日20時49分
 パリから特急TGVで1時間。フランスの北の玄関リールでローカル線に乗り換えると、緑の畑が広がる車窓に、黒いボタ山が次々と姿をみせる。

 エナンボモン市は、欧州の産業の近代化を支えた石炭の産地にある。だが、1990年ごろまでに閉山が相次いだ。今ではすっかり「貧しい地域」のイメージが定着している。

 大統領の座を目指す右翼・国民戦線(FN)の党首マリーヌ・ルペン(48)は、パリ近郊とは別に、この地にも居を構えて選挙区にしている。今では「FNの実験室」と呼ばれるほどだ。市政を握って強固な基盤を築き、直近の選挙ではFNの得票率が6割に達した。まさに金城湯池である。

 市の東の端にある住宅地を訪ねた。大型のショッピングセンターに近く、高速道路の入り口にアクセスしやすい取り付け道路に「壁」が設けられていた。

 腰までの高さの金網で囲ったカゴの中に、石が詰められている。車の出入りを塞ぐ治安対策だという。

 パティシエの仕事を退職し、余生を楽しむジェラルド・プトラン(65)が、庭の手入れを楽しんでいた。「毎週のように窃盗事件が起きていたけれど、目に見えて減った」という。FNのおかげだと感じている。

 一帯は、ボタ山を背に、トウモロコシ畑をひらいた新興の住宅地。車やパソコンなどの窃盗が続いた。どう治安を確保するか。市役所も加わった住民集会を経て壁が設けられた。「(分断を生む)ベルリンの壁だなんて批判も聞いたけど、まったく違う」

 住宅地を通り抜ける車が減り、安全になったのもうれしい。街灯が壊れた時には、市中心部のマルシェ(市場)に設けられた役所の要望窓口に訴えたら、すぐ直してくれた。居室の面積などにあわせて課される住宅税の引き下げもありがたい。

 プトランは過去の大統領選で、サルコジやオランドなど左右の既存政党の候補に投票してきた。だが今回は違う。少なくとも第1回投票(4月23日)ではルペンに入れるという。「決選投票でも相手しだいではルペンだよ」


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