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欧州情勢・西洋事情

182チバQ:2014/10/26(日) 23:08:25
http://www.sankei.com/world/news/141026/wor1410260029-n1.html
2014.10.26 21:13

来春の英総選挙 EU離脱派台風の目に 首相、欧州の巨額追加請求に激怒
【ロンドン=内藤泰朗】英国の欧州連合(EU)離脱派が急速に勢いを増し、来春行われる総選挙で台風の目となってきた。反EUを掲げる新興政党、英国独立党が今月初めの下院補欠選挙に次いで、来月の下院補選でも勝利する勢いだ。EUを擁護してきたキャメロン英首相もここにきて批判姿勢を強めるなど、EU離脱の是非が大きな政治テーマになってきた。

 ブリュッセルで開かれたEU首脳会議後の記者会見で24日、キャメロン氏が感情もあらわにして述べた。

 「突然こんな巨額の請求をし、12月1日までに支払えというのは全く受け入れられない」

 EU側が予算の負担額を再計算し、英国に約21億ユーロ(約2900億円)の追加拠出を会議直前に求めたことに激怒し、支払いを拒否する考えを示したのだ。

 これに対して、バローゾ欧州委員長は別の記者会見で、追加請求が英政府も了解した規則で算出されたものだとしたうえで、「時にこうした決定が起きることを受け入れなければならない」と話した。

 EUは、加盟各国の拠出額の再計算を毎年行っているが、今回は国民総所得の計算方法が変わった。英国やオランダ、イタリア、ギリシャなど経済成長している国は追加負担となるが、経済が停滞するフランスやドイツなどは反対に払い戻しを受けるという。

 独立党のファラージュ党首は24日、EUを「英納税者の血を吸う吸血鬼」と呼び、早期の離脱を訴えた。英各紙も25日、「EU離脱に一歩近づいた」と伝えた。27日以降、EU問題が国会で議論になることは避けられない情勢だ。

 同党は今月9日の下院補選で、与党・保守党から独立党にくら替えした候補が当選し、南東部の選挙区で初の下院議席を獲得。別の選挙区補選でもあと一歩のところまで肉薄し、支持の広がりをみせた。来月の補選でも、独立党の優勢が伝えられている。

 同党は来年5月の総選挙で650議席のうち100議席以上の獲得も夢ではないとの報道も出始めた。ファラージュ党首は、ひと桁の議席獲得目標を25議席に上方修正。「人々は変化を求めている」とのろしを上げた。

 これを受け、与党議員らからも反EUの言動が相次ぐ。最大野党の労働党も移民削減を選挙公約に掲げる方向に転換するなど、EUと移民問題が総選挙の焦点になりつつある。


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