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欧州情勢・西洋事情
1807
:
とはずがたり
:2017/03/10(金) 19:59:14
2017年 03月 10日 11:29 JST 関連トピックス: トップニュース
コラム:腐敗はびこるフランス政界、大統領選で生まれ変わるか
http://jp.reuters.com/article/france-election-column-idJPKBN16H087?rpc=188&sp=true
John Lloyd
[6日 ロイター] - 政治腐敗はフランスでは珍しくない。そして、政治というゲームの勝者、あるいはそれに近い立場にある政治家であれば、法的な処罰を受けないことも日常茶飯事だ。
だが、2017年の仏大統領選挙は、長年にわたり税金を個人や政党のために流用するという、半ば貴族主義的ともいえる国民軽視に対して、画期的な反乱を引き起こす契機となるかもしれない。
法律が専門だったフランソワ・フィヨン氏は、20代後半から政治家に転じた。現在63歳のフィヨン氏は中道右派勢力のなかで着実に出世を果たし、2007年にはサルコジ大統領のもとで首相に就任した。
彼は5年間の任期を無事に勤め上げ、次期大統領の有力候補と見られていた。政治経験が豊富なキリスト教徒で、ウェールズ出身の妻ペネロプ夫人とのあいだに5人の子どもをもうけており、フランスを景気低迷から救い出すことへの熱意を表明していた。
だが、厄介なメディアが何もかも駄目にしてしまった。スキャンダルの暴露を得意とする週刊紙カナール・アンシェネは先月、フィヨン氏が妻を多年にわたり議員秘書として雇用していたが、勤務実態はほとんどなかった模様だと報じた。同紙は続いて、フィヨン氏の子ども2人も巻き込み、家族に支払われたとみられる給与金額は総額100万ユーロ(1億2000万円)近くに膨らんだ。
フィヨン氏は、メディアと政敵が自分の選挙運動を窮地に陥れようとしていると非難し、無実を主張しているが、妻を秘書として雇用していたことについては謝罪した。フィヨン氏は選挙運動を継続している。
だが彼はダメージを負った。皮肉なことに、なによりも妻と自分自身による傷だ。ペネロプ夫人は2007年に英テレグラフ紙のインタビューに応じ、子どもたちが自分のことを「単なる母親」だとしか思っていないと述べている。フィヨン氏が首相に登りつめたことについても、「私の新しい役割は何かと人々から聞かれるが、そんなものはない」と語っている。
フィヨン氏自身も大統領候補の指名を争うなかで、サルコジ氏に当てつけた表明として、「個人的に非難されるべき点がなかったわけではないのに、権威について語っても意味がない」と述べている。彼自身の発言によって、彼はフランスを導くことができなくなるかもしれない。
ただ中道右派は、どれだけダメージを受けたとしても、フィヨン氏以外に候補はいないと考えているようだ。
6日に開催された党幹部の会合は、満場一致でフィヨン氏を支持し、行き詰まりつつあった選挙運動の再開を誓った。ペネロプ夫人は先週末のインタビューで、勤務実態があったと認めており、さらに詳しい検証がこれを裏付けるかもしれない。4月23日の初回投票までは7週間近く残っており、そのあいだにこの問題が沈静化する可能性もある。とはいえ現時点では、一見したところ不誠実とは思えない政治家ににも弱みはあるという、仏システムにおける新たな1例のように思われる。
1969年のシャルル・ド・ゴール大統領の辞任以来、現代フランスの大統領史は政治腐敗に付きまとわれてきた。ここ20─30年は、 特にそれが著しくなっているように思われる。あるいは少なくとも、腐敗が表面化しやすくなっているようだ。
また、大統領の汚職は大きな注目を集める。フランス大統領の権力は非常に強く、政治的・外交的で注目や便宜を求める場合は、誰もがエリゼ宮(仏大統領府)へのコネを探す。何か便宜を図るならお互いさまだ。日常的な政治上の取引もあるが、それ以外はもっと欲得ずくだ。
1974年から1981年まで大統領を務めたバレリー・ジスカールデスタン氏の場合、当時の中央アフリカ共和国大統領から高額のダイヤモンドを贈られていたことを、やはりカナール・アンシェネがすっぱ抜いた。ただ同氏は、これらの宝石はすでに売却し、代金は国内の慈善団体に贈ったと述べている。
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