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欧州情勢・西洋事情

1752チバQ:2017/02/08(水) 21:04:23
http://www.sankei.com/world/news/170208/wor1702080029-n1.html
2017.2.8 20:49

独選挙、首相与党の優位、雲行き怪しく 中道左派の支持率急上昇
【ベルリン=宮下日出男】9月のドイツ連邦議会(下院)選挙に向け、連立与党で議会第2勢力の中道左派、社会民主党がメルケル首相の保守系与党に対し支持率で急激な巻き返しを見せている。人気の高い欧州連合(EU)のシュルツ前欧州議会議長を首相候補に擁立した効果とされ、首相与党の優位の情勢も雲行きが怪しくなってきた。

 6日公表の世論調査機関INSAの結果では、社民党は支持率31%で、首相与党のキリスト教民主・社会同盟(30%)を上回った。同機関の調査で社民党のリードは2006年11月以来。1月下旬のシュルツ氏擁立前と比べると、同盟の3ポイント減に対し、社民党は10ポイントの急上昇となった。

 シュルツ氏については、個人の支持率でメルケル氏を上回る調査結果も出ており、党全体への影響が注目されていた。今月報じられた他の調査では同盟が首位を保つ一方、10%以上あった差がいずれも一桁に縮まり、社民党の追い上げは「驚異的」と受け止められている。

 シュルツ氏の人気の背景には国政経験の少ない点が新鮮に映っていることがある。現政権に関与しておらず、メルケル氏と対決しやすい。トランプ米政権にも「超ナショナリズム」などと厳しい批判を展開。抑制的な態度に努めるメルケル氏には強く出るよう促し、違いを見せる。

 社民党は過去のシュレーダー政権時代の構造改革への反発や、メルケル氏の中道寄りの政策で支持層が離反し、苦戦が続いた。社民党らしい「社会的公正」を前面に打ち出すシュルツ氏のもと、党内では党勢回復に期待し、「メルケル氏を倒せる」との声も上がる。

 メルケル氏は6日、「挑戦者とは常に真剣に向き合ってきた」などと語り、余裕の表情を見せたが、党幹部は「調査の数字は軽く見るべきでない」と危機感を表明。右派「ドイツのための選択肢」(AfD)の台頭に警戒感が強まる中、別の幹部は「すべて不公正であるかのように(シュルツ氏が国民に)訴えれば、AfDを利するだけだ」と批判の矛先をシュルツ氏に向けた。

 社民党の勢いが持続するかはまだ見極める必要があるとの見方は強い。ただ、10年以上の長期政権で、難民・移民対応では大きな議論を呼んだメルケル氏には有権者の「飽き」を指摘する向きもある。INSAのビンケルト所長は「変革を望む機運がある。選挙の行方は分からなくなった」との見解を示した。


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