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欧州情勢・西洋事情

1593チバQ:2016/11/27(日) 23:42:39
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161128k0000m030118000c.html
<欧州の選択>トランプ氏勝利の影響は オーストリアと伊
23:39毎日新聞

 オーストリア大統領選とイタリア憲法改正の是非を問う国民投票は12月4日に投開票される。米大統領選以降初めての「欧州の選択」で、ドナルド・トランプ氏の勝利が影響するのか注目される。【ウィーン三木幸治、ローマ福島良典】

 ◇オーストリア大統領選…勢いづく極右側

 オーストリア大統領選は極右・自由党のノルベルト・ホーファー国民議会議員(45)と左派・緑の党出身のアレクサンダー・ファン・デア・ベレン元党首(72)の一騎打ちだ。ホーファー氏が勝てば、欧州連合(EU)初となる極右出身の「国家元首」が誕生する。直近の世論調査では、両者の支持率は互角だが、極右側はトランプ氏勝利に勢いづいている。

 主要な争点は難民・移民問題だ。ホーファー氏は国外での難民審査や難民手当の減額などを通じた難民らの排斥を主張。ファン・デア・ベレン氏は難民受け入れ人数の上限設定に反対するなど寛容な立場だ。

 オーストリアは1人当たり国民総所得が5万390ドル(2014年)と独、仏を上回るが、経済のグローバル化が進む中、失業率は昨年まで4年連続で悪化。特に地方では、難民らの流入で「職が奪われるのではないか」との懸念が強い。

 地方に住む労働者はホーファー氏、都市部の大卒者はファン・デア・ベレン氏を支持する傾向にある。政権を担う中道左派・社会民主党と中道右派・国民党はファン・デア・ベレン氏を支援している。

 ◇イタリア国民投票…レンツィ首相の信任投票

 イタリアの国民投票では、上院の権限・規模を縮小して非公選議会に改編し、地方に対する中央の権限を強化する国会・行政改革案の是非が問われる。米大統領選で浮き彫りになったポピュリズム(大衆迎合主義)旋風が波及するかが焦点だ。レンツィ首相(41)に対する事実上の信任投票で、否決なら辞任するとみられ、政治と経済の不安定化は必至だ。三つのシナリオが想定される。

 まず、トランプ氏勝利が追い風となり反対派が圧勝するケース。民主党党首のレンツィ氏は大打撃を受け、退陣する。新興政治団体「五つ星運動」創設者のベッペ・グリッロ氏(68)は26日、ローマで開いた反対派デモで「頭(理性)でなく腹(本能)で投票しろ」と国民の反エリート感情に訴えた。

 反ユーロ、移民排斥を掲げる右翼政党「北部同盟」のサルビーニ書記長(43)ら欧州連合(EU)に批判的な欧州懐疑派の声が強まる。

 小差で反対派が勝利した場合、レンツィ氏がマッタレッラ大統領に辞表を提出しても首相候補に再指名される可能性がある。中道右派野党「フォルツァ・イタリア」を率いるベルルスコーニ元首相(80)は大連立政権を視野にレンツィ氏と協力する用意を示唆している。

 賛成派が勝利した場合、レンツィ氏が政権基盤を強化し、反旗を翻したダレーマ元首相(67)ら民主党内左派少数派は離党を迫られる。総選挙は2018年の予定だが、レンツィ氏が早期選挙に打って出る可能性もある。


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