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欧州情勢・西洋事情

1581チバQ:2016/11/22(火) 21:26:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161122-00000079-san-eurp
独首相、4選へ出馬 「盟主」期待も険しい道
産経新聞 11/22(火) 7:55配信

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツのアンゲラ・メルケル首相(62)が20日、2017年秋に行われる見通しの連邦議会選挙で首相4期目を目指す意向を正式表明した。トランプ次期米大統領の出現や英国の欧州連合(EU)離脱決定で欧米の先行きに不透明感が漂う中、「欧州の盟主」としての安定感と指導力に期待が寄せられるが、道のりは険しさも増している。

 「この時代、私の全経験を生かさねば、人々の理解は得られないだろう」

 メルケル氏は20日の記者会見で続投の理由をこう説明した。英離脱問題やトランプ政権下の米国の行方、対ロシア関係など欧州を取り巻く状況は不確実性を増す。国を約11年間率いてきた身として、首相職を今、投げ出すことはできないとの責任感をにじませた。

 もともとメルケル氏の続投は既定路線と目されていた。ただ、表明は移民・難民流入問題の対応をめぐる対立で与党内の調整が難航し、早くとも12月初旬の(自身が率いる)保守系与党、キリスト教民主同盟の党大会とみられていた。予想外のトランプ氏の勝利がこの段階で表明する環境をつくりだした格好だ。

 欧米では米国が孤立主義を強め、大衆迎合主義(ポピュリズム)が伸長することへの不安が高まる。メルケル氏には「今や自由主義世界のリーダー」(英紙)との期待が上がり、17日に会談したオバマ米大統領は「これ以上信頼できるパートナーはいない。投票権があれば支持する」と称賛。

 05年に首相就任。ユーロ危機や移民流入、ウクライナ問題など相次ぐ危機の対応を主導し、欧州をかじ取りする主要な指導者として地位を確固とした。ただ、続投を目指す環境はこれまでになく厳しい。

 難民への「寛容策」は国内で反発も招いた。メルケル氏の支持率は5割超を保つが、3期目ピーク時の7割超から低下。自党の支持率も13年の前回総選挙の得票率から約10ポイント下落した。反難民を掲げる右派の大衆迎合政党が台頭する一方、今の連立相手を含め、左派系政党が「反メルケル」でまとまる可能性もある。

 メルケル氏は18日、米欧5カ国首脳と協議した。だが、出席者のうち、オバマ氏は去り、メイ英首相はEU離脱問題を抱える。オランド仏大統領は先行き不透明で、イタリア、スペインの首脳も政権は不安定だ。

 「責任は重大だが、タフだ」。オバマ氏はメルケル氏をこう激励したが、メルケル氏は20日、「経験が豊富でも、誰も一人では欧州の状況を上向きにはできない」と不安ものぞかせた。


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