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欧州情勢・西洋事情

1406チバQ:2016/07/27(水) 22:59:16
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1607270024.html
【英EU離脱】「ポーランドの“害虫”は去れ」 東欧系移民排除の風潮広がる 離脱賛成7割超の町・英ボストン 
21:09産経新聞

 英国の国民投票で、欧州連合(EU)からの離脱支持が多数を占めた背景には、EU域内からやってくる東欧系移民への強い不満があった。東欧系移民が人口の約1割を占めるとされ、離脱派が投票の7割を占めた英中部の町ボストンで、移民排斥の実態を探った。(英中部ボストン 黒川信雄、写真も)

 「ここはイングランドだ。ポーランドじゃないんだ!」。7月上旬、ボストンの鉄道駅で、こう叫びながら泥酔した若者がビール瓶片手に大声を上げて入ってくるのを見かけた。

 町当局は「移民への憎悪犯罪(ヘイトクライム)は起きていない」と強調するが、ポーランド移民への生活支援を手がけるパトリシアさん(35)は、「街中で若者がポーランド人をののしる声を頻繁に耳にする」と証言した。

 17世紀に米国に渡った清教徒の多くはこの町の出身とされ、米マサチューセッツ州の州都の名の由来ともなったボストン。6月23日の国民投票では、EUからの離脱支持が英国最高の75・6%にのぼった。

 「英国では合法的に登録すれば、移民でもすぐ公共医療を受診できる。英国人の職も脅かしている。みなそれが我慢ならなかったのさ」。多くの人が口を閉ざす中、英国人男性が人々の気持ちを代弁した。

 ボストンの移民の多くはラトビアやリトアニア、ルーマニア、ブルガリアなど旧ソ連・東欧各地から来ており、多くは野菜の収穫や包装などの作業に携わる。「英国人は東欧系移民を区別できない。だから、数が多いポーランド人が標的になっている」。同国出身のタクシー運転手(30)が肩を落とした。

 英国では国民投票以降、ポーランド移民に対する憎悪犯罪が頻発。英メディアによると、ロンドン北郊では「ポーランドの害虫はもういらない」と書かれたカードが学校などにまかれ、南西部プリマスではポーランド移民の住居設備が放火された。ボストン周辺でもポーランド系レストランで破壊行為があったという。

 ロンドンにあるポーランド移民の支援機関にも、侮蔑的な言葉が落書きされる事件が起きた。7月上旬にこの支援機関を訪れると、おわびの手紙や多くの贈り物が届けられていた。しかし、居合わせたポーランド移民の男性(23)は「英国人は差別している。ポーランド人がどれだけ尽くしても理解されない」と事態の深刻さを訴えた。


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