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欧州情勢・西洋事情

1361チバQ:2016/07/09(土) 14:47:30
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160709k0000m030222000c.html
<英保守党>「本命」対「無名」 26年ぶり女性首相に
07月08日 22:20毎日新聞

 【ロンドン坂井隆之】英国の保守党党首選は、欧州連合(EU)残留派のテリーザ・メイ内相(59)と離脱派のアンドレア・レッドソム・エネルギー閣外相(53)の女性2人が全党員による決選投票に進んだ。次期党首は首相としてEU離脱の難交渉を担う。安定度を生かして議員票で圧倒的大差をつけたメイ氏に対し、清新さをアピールしてレッドソム氏が挑む構図で、15万人の党員の判断が注目される。

◆「本命」対「無名」

 「我々は強固で、実績あるリーダーを求めている」。メイ氏は7日、こう強調した。最大の売りは内相を歴代最長の6年務めた政治経験。この間、大規模テロの発生を許さず、移民政策を厳格化し、「強い指導者」像を確立した。キャメロン首相は昨年5月の総選挙前、メイ氏を次期首相候補の一人に挙げた。

 一方のレッドソム氏は2010年に初当選し、日本の副大臣にあたる閣外相に昨年就任したばかり。「数週間前まで、ほとんどの人が知らなかった」(地元メディア)無名の存在だった。躍進のきっかけは、国民投票直前の大規模公開討論会に、離脱派代表として登壇したこと。明快な語り口で、一気に「離脱派の顔」の一人に浮上した。

 もっとも手腕は全くの未知数だ。大手金融機関に長年勤めた経験を売りにするが、複数のメディアが経歴の誇大表示疑惑を報じており、アキレスけんになる可能性もある。

◆草の根の支持期待

 メイ氏は党首選にあたっては「離脱の判断は出ており、実行するのが義務だ」と手続きを進める意向を示すものの、国民投票では残留支持の立場を取っていた。議員票で圧倒的な差をつけられたレッドソム氏は「次期首相は離脱の信念がある者こそふさわしい」と強調し、党員内の「草の根の離脱派」からの支持に期待を寄せる。EUとの離脱交渉についても、メイ氏が交渉方針や体制整備のため年内の交渉開始を否定しているのに対し、レッドソム氏は早期の交渉開始を訴え、差別化を図っている。

■継続か変化か

 EUとの交渉では、メイ氏が「英国企業がEUの単一市場と取引できることは優先事項だ」と現状維持を探るのに対し、レッドソム氏は「世界で最も早く成長する地域と貿易協定を結ぶことを優先する」と述べ、単一市場参加にこだわらない姿勢を示す。経済政策も、メイ氏が「政府支出削減は重要」とキャメロン政権の財政健全化路線継続を示唆するのに対し、レッドソム氏は緊縮策の転換を訴えている。


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