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欧州情勢・西洋事情

1341チバQ:2016/07/03(日) 12:08:48
http://mainichi.jp/articles/20160702/ddm/002/030/125000c
保守党首選 離脱派内紛、報道過熱 メディア王関与説

毎日新聞2016年7月2日 東京朝刊
【ロンドン矢野純一】英国の次期首相を選ぶ与党保守党の党首選で、最有力候補とみられていた前ロンドン市長のボリス・ジョンソン氏(52)の出馬辞退と、盟友だったマイケル・ゴーブ司法相(48)の出馬表明に英国内ではさまざまな臆測が流れている。英メディアは「大衆紙サンや高級紙タイムズを所有するメディア王ルパート・マードック氏がゴーブ氏を後押しした」などと報じている。

 長年、首相の座を狙っていたジョンソン氏は最有力の次期首相候補とされていた。英メディアによると、ジョンソン氏はキャメロン首相の辞意発表後には党首選の選挙運動責任者にゴーブ氏を任命していた。ジョンソン氏がゴーブ氏の「裏切り」を知ったのは党首候補者締め切り当日の6月30日午前9時1分。ゴーブ氏側が報道機関に電子メールで知らせた出馬声明だった。

 「(候補者締め切りの)数日前にジョンソン氏の能力不足に気づいた」。ゴーブ氏は同日午後、英BBCの取材に答えた。英紙ガーディアンによると、最終的な決断は同日午前1時だった。ゴーブ氏は党首選に向けた陣営を整えるため、選挙アドバイザーに電話をして、陣営への参加を要請したという。

 出馬の決断の背景にはマードック氏の名前も浮上している。ゴーブ氏の妻が28日朝、誤って保守党関係者に送った電子メールが英メディアに流出。同日午前7時41分に送信されたメールには「(保守党)議員はボリスを支援する保証がないうえ、マードックもボリスを嫌っている」とあった。

 一方、離脱派の保守党関係者は「英紙テレグラフへの寄稿が引き金になった」と取材に答えた。

 ジョンソン氏は27日付のテレグラフに「英国に住む欧州連合(EU)市民の権利は完全に守られる」などと寄稿した。ジョンソン氏は国民投票の運動期間中、EUを強く非難し、東欧からの移民の制限を主張していた。寄稿は移動の自由を認める内容とも受け取られ、離脱派を支持した保守党関係者の間では「変節した」との声が上がっていたという。

 ゴーブ氏は1日、出馬表明後初の演説を行い、「ジョンソン氏は首相にはふさわしくない人物で、私が適任だと考えた」と話すにとどまった。EUとの交渉は時間がかかるとして、総選挙は任期満了の2020年まで行わないと明言した。


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