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欧州情勢・西洋事情

1330チバQ:2016/07/01(金) 21:16:11
新首相、離脱派なら総選挙も
 EUと英国の交渉期間は、英国がEUの基本条約に沿った法的な通告をした時点から原則2年間とされている。残留派も離脱派も、水面下でEUとやりとりして、移民らの移動の自由を制限する一方、EU単一市場へのアクセスなど有利な条件を引き出すことを狙う。ただ、新首相が残留派か離脱派かで、EUとの離脱交渉の開始時期は大きく異なる見通しだ。

 キャメロン氏の後継とされる残留派のテリーザ・メイ内相は30日の出馬宣言で「(任期満了となる)2020年まで総選挙は行わない。(EUとの正式交渉は)16年末までは始めない」と発言。さらに「英国は強いリーダーを必要としている」と保守党や国民の結束を呼びかけ、「(離脱に関する)2度目の国民投票は決して行わない」とも宣言した。9月9日に首相に選出された後は、EUとの調整を行ったうえで、年明けの早い時期にも正式に交渉を開始することを示唆した。

 一方、下院保守党の議員330人のうち、6月23日の国民投票直前のBBCの調査では、態度を明らかにした離脱派議員は138人と残留派の185人を下回り、党内は分裂状態にある。多くの英メディアが離脱派から首相が選ばれた場合、「EUとの交渉を前に、党内基盤を固めなければならない」と総選挙実施の可能性を報じており、実施時期は年末もしくは年明けとの観測が広がっている。

 ジョンソン氏の不出馬で、離脱派の軸となった形のゴーブ氏は国民投票前の運動期間中、「EU離脱を選択しても、急ぐ必要はない。(EU側に英国から正式交渉開始を)持ち出す必要もない」と強調。総選挙後にEU側と非公式の交渉を行い、正式交渉スタートは大幅に遅らせたい意向とみられる。

 29日のEU首脳会議では、英国がEUの単一市場にとどまることを希望した場合、移民や労働者などの移動の自由の受け入れを求める共同声明を発表。また、正式な離脱の通告を受けるまで、いかなる交渉にも応じない方針を確認した。

 英国内では誰が首相になっても「EUとの交渉は困難を伴う」(キャメロン氏)とみられている。


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