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欧州情勢・西洋事情

1323とはずがたり:2016/07/01(金) 13:05:56
|2016年 05月 16日 12:20
焦点:英首相の秘密兵器、大差での「EU残留派」勝利狙う
http://jp.reuters.com/article/britain-eu-cameron-idJPKCN0Y40K0?rpc=135&sp=true

(前略)

<最大のギャンブル>

6月23日の国民投票の結果次第で、政界におけるキャメロン首相の影響力と、イギリスの未来が決まる。

首相は、自らの属する保守党のメンバーからの圧力を受け、また選挙において反EU勢力であるイギリス独立党の脅威が高まってきたことに対応して、今回の国民投票の実施を発表した。

首相は自ら運動に身を投じ、国内を回って、EU残留を支持するよう人々に訴えた。EUに残った方がイギリスは「より強く、より安全に、より豊かに」なるというお題目を繰り返したのである。

金融業、自動車製造業、国防産業の労働者を訪れ、かつての政敵で、今ではEU問題での盟友となった元労働組合指導者のブレンダン・バーバー氏と席を共にし、首相に敵意を見せることの多い学生たちにも会って、英国民がEU残留を支持するよう説得を試みた。

キャメロン首相が政界での影響力を維持することに成功すれば、残留反対派が保守党から離反する可能性もある。しかし、運動に近い関係者の1人は「去る者は追わずでいい」と言う。

首相の広報担当官によれば、国民投票の後で党に残るかどうかは個々の判断に任されていると言う。ただ、「党の圧倒的多数」が国民による投票結果を尊重することを期待しているものの、「EUを離脱すべきだと非常に強く信じ続ける人が若干はいるだろう」とも付け加えた。

超党派的なEU支持派をまとめる「欧州内でこそイギリスは強くなる」陣営にとって首相の役割は重要である、とEU残留陣営の広報部門を率いるジェームス・マッグローリー氏は語る。

2010─2015年の連立政権において自由民主党ニック・クレッグ副首相のアドバイザーを務めたマッグローリー氏は、同陣営が、あらゆる政党が残留に向けた運動を推進することを可能にする統括組織であると強調した。

左右両派の政治的な分断のせいで議会に厳しい対立的な雰囲気が生まれることの多いイギリスでは、超党派的な連携というのは珍しい。だがキャメロン首相は、野党である労働党・自由民主党による支持者の動員を必要としている。

<投票後は団結を>

キャメロン首相が少数のアドバイザーを頼りにしていることが、広い範囲で好意的に受け止められているわけではない。保守党内の反EU派のなかには、首相が自分に有利な人材だけを登用しているという批判もある。

首相側近によれば、首相はこの難関を切り抜ける意欲に満ちており、国民投票に勝てることを確信しているという。

クーパー氏は個人的意見として、国民投票を終えた首相が、昨年掲げた貧困対策、持ち家推進、差別の撤廃といった選挙時の公約への取り組みに戻れるようにすることが目標だと話している。

「EU残留陣営が明らかな大差をつけて勝利を収めれば、保守党は急いでEU問題から離れなければならない」とクーパー氏は言う。国民投票から2日後の「土曜日の朝からは、保守党が舞台の前面に進み出て、しっかりと腰を据え、昨年の党大会での演説でキャメロン首相が提示した課題に集中して取り組むべきだ」

(Elizabeth Piper記者、翻訳:エァクレーレン)


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