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欧州情勢・西洋事情

129チバQ:2014/09/18(木) 21:55:36
http://mainichi.jp/select/news/20140918k0000e030213000c.html
スコットランド:揺れる原潜母港の村 独立なら撤去を
毎日新聞 2014年09月18日 13時17分(最終更新 09月18日 13時31分)


 英国北部スコットランドの独立を巡る住民投票が18日、行われる。独立派はスコットランドにある英国唯一の核兵器、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「トライデント」を搭載した原子力潜水艦の母港の撤去を求めており、独立派が勝てば、英国の国防政策に影響を及ぼす可能性がある。地元では基地関連の雇用減少への懸念も広がっており、意見が割れている。

 スコットランド西部グラスゴーから北西約40キロにある人口約1200人のゲアロックヘッド村。海沿いのファスレーン地区に原潜4隻の母港「クライド海軍基地」がある。

 カモメが舞う海岸の漁村を抜けると、鉄条網に囲まれた基地が姿を現す。丘の上から見下ろすと、桟橋や小型船、クレーンなど一般の港のような光景が広がり一瞬、核を搭載した原潜の母港であることを忘れる。

 「英政府との核撤去交渉は容易ではないが、それでも危険な核は絶対に不要だ」。基地にほど近い山林に「核反対」との横断幕を掲げ、キャンプを張る市民団体幹部のジェイミー・ワトソンさん(32)はこう話す。独立賛成派で、核が身近に存在することに不安を感じている。

 非核化を目指すスコットランド自治政府は2020年までの基地撤去を求めている。自治政府のサモンド首相は独立した場合「英国は二つの選択肢がある。核を自国に移転させるか、今後は核を米仏に頼るか、どちらかだ」と主張する。英南部プリマスが移転先との観測も浮上している。

 一方、キャメロン首相は「冷戦後も核の危険性は存在しており、英国は核抑止力を決して手放さない」と、北朝鮮の脅威などを例に挙げ、英国が保有する原潜の重要性を強調する。

 地元では雇用への不安の声も上がっている。グラスゴーを拠点に20年近くタクシー運転手をするクレイグ・マクレガーさん(41)は「基地があることで地域の雇用も維持されてきた。スコットランドとイングランドが対立するのはサッカーだけでいい。経済は連合王国が一番だ」と独立に反対する。

 スコットランド全体で英軍基地や軍関連産業に従事する約1万4000人のうち、クライド海軍基地関連は半数の約7000人が勤務する。4月の世論調査では、独立後も「クライド基地を維持すべきだ」との回答が41%に上り、「放棄すべきだ」の36%を上回った。【グラスゴー(英スコットランド)で篠田航一】


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