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欧州情勢・西洋事情

1279チバQ:2016/06/27(月) 23:37:27
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160628k0000m030120000c.html
<スペイン>連立交渉、再度難航も 単独過半数政党なく
22:04毎日新聞

 【パリ賀有勇】スペインで26日に行われた出直し総選挙では、欧州連合(EU)が課す緊縮財政策に批判的な急進左派・ポデモス連合が躍進するかに注目が集まったが、伸び悩んだ。昨年12月の総選挙から半年以上、政治空白が続いているが、今回も単独過半数を獲得した政党はなく、再度、連立交渉が難航する恐れもある。

 スペインでは、EUの単一通貨「ユーロ」導入後、資金の流入による長期金利低下で起きた不動産バブルが欧州金融危機で崩壊。2012年にEUが金融支援を決め、中道右派・国民党のラホイ首相はEUが求める緊縮策を進めるため、付加価値税(消費税)などの増税や失業保険の支給額引き下げなど歳出削減を続けてきた。

 15年の国内総生産(GDP)は前年比3.2%増と回復軌道に乗っているものの、失業率は依然として約20%とEU圏ではギリシャに次ぐ高水準となっている。

 景気回復の恩恵を享受できていないと考える国民の間にはEUが課す緊縮策への不満は根強く、不満の受け皿となったポデモスが、前回選挙で躍進した。

 だが、世論調査会社オピニオン・ウェイの5月の調査では、EUからの「離脱を望む」との回答は17%にとどまった。ポデモスもEUからの離脱は訴えず、英国のEU離脱を問う国民投票でも残留派を支持した。EU改革は求めるが、国民が望まないEU離脱まで訴えていないことを印象づける狙いだったとみられるが、離脱決定に伴う英国内外の混乱が伸び悩みに結びついたとの指摘がある。

 今回選挙の下院(定数350)の獲得議席は、国民党137▽穏健左派・社会労働党85▽ポデモス連合71▽中道右派・シウダダノス32--となり、今後、連立交渉が行われる。

 ポデモスのイグレシアス党首は社会労働党に左派政権の樹立を呼びかけているが、財政再建路線に支障が出かねず、社会労働党は否定的な立場を取っている。ラホイ首相辞任を条件に社会労働党が国民党の組閣を認める可能性もある。


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