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欧州情勢・西洋事情

1249チバQ:2016/06/25(土) 07:20:28
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160625k0000m030105000c.html
<英EU離脱>離脱派、残留派 国民の分断は深く、くっきり
06月24日 22:00毎日新聞

 【ロンドン三木幸治】欧州連合(EU)に英国民が突き付けた回答は「ノー」だった--。23日投開票されたEUからの離脱の是非を問う国民投票。過半数を獲得した離脱派は“英国本位”の「新しい時代が始まる」と胸を張るが、残留派は「英国は移民が暮らせない国になる」と、欧州への扉を閉ざすかのような「内向き」の動きに、動揺を隠せない。意思決定の過程で表面化した国民間の分断は深い。

 「素晴らしい決定だった」。スーパーマーケットを経営する離脱派、スティーブン・レイナスさん(55)は誇らしげに笑顔をみせた。「EUは加盟国を広げているが、破産寸前の国も多い。その国の国民たちが次々と英国に入ってくる。それなのに、我々がEUに金を払わないといけない。おかしいと思うのが当然だ」と強調した。元飲食店員のピーター・パワーさん(57)は「新しい時代の始まりだ。民主的ではなく、判断が遅く、融通が利かないEUからおさらばだ」と意気込んだ。経済への影響については「はっきりとはわからないが、数年後には回復することができるはずだ」とあいまいに答えた。

 一方の残留派。「こんなことが起きるなんて信じられない。この偉大な英国はどうなってしまうのか」。主婦のイリーナ・カウアチュラさん(52)は英国がEUを離脱し、移民を制限することにショックを隠せない。自身も25年前にウクライナから来た移民だ。「国内の移民は厳しい環境で一生懸命働いている。子供もいる。今回の決定で移民にチャンスは与えられなくなった」と涙を浮かべた。

 家族に送金するため3カ月前に英国に来たというポーランド人のタクシー運転手、ハミエル・ウングロウさん(29)は「(離脱は)反社会的な考え方だ。これから家族を呼び寄せるつもりだったが、将来は白紙になってしまった」と厳しい表情を浮かべた。人材派遣業のスティーブ・クラークさん(35)は「離脱で大企業は英国から逃げ、ポンドは大幅に下落する。こんなおかしな決断をする国にはいられない」と話し、他国への移住を検討するという。

 EU離脱までの期間に期待をつなぐ人もいる。ホームレス支援のNGOに勤めるロナルド・ベルさん(55)は「今回の決断は受け入れなければならないが、まだEUとの交渉が残されているし、次の総選挙もある。まだ英国の将来はわからない」と語った。


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